三菱電機 洗濯機クリーニング
今日は下大類町S様邸にて洗濯機クリーニング。お電話にてご注文いただきました。三菱製と聞きましたので,内槽も全部ばらせてすっきり洗えるのではないでしょうか。
型式は,MAW-D9YP 2007年製でした。洗濯機は,広い脱衣所においてあり,洗面台のほかにスロップシンクもあります。浴室スライドドアの開口幅も十分で,室内で洗わせていただくことにしました。
とりあえず試運転。弟は道具を搬入します。Sさんに「いつでも見に来て下さいね」と言うと,「初めてなので,ずっと見てていいですか?」とリクエスト。どうぞ!
三菱らしく隠しねじで手前の化粧板が外れます。蓋は二つ折りでなく1枚もので,たぶんそのためのダンパーなのでしょう,真中に普段見掛けないものが仕込んでありました。基盤類は前側に集中していて,上部化粧板は手前を軸に後ろ側が開く設計。温風用の蛇腹も1本で簡単に外れました。
内槽を止めている4本のビスはステンレス。ここはステンレスが良いです。なぜここに錆びるスチール製を使うの?東芝さん。
考えてみると,ワッシャ類はなにもありませんでした。モーター軸周りはきわめてシンプルです。そしてバランスリングはもちろん,底の樹脂円盤が外せるステンレス胴。アルミダイキャストの金具の取り付けもシンプルでキチンと位置決めできるようになっています。三菱電機製・・・好きです。
さて,手前の化粧板が外れた時点から,透けて見える槽の汚れが感じられ,Sさんの撮影が始まりました。そしてパルセーターを見ると言葉がないご様子。ご主人さんは今回のクリーニングを「そこまでしなくても」とお考えだったのだそうで,「これを見れば納得するはず」とSさん。
そんなパルセーターと内槽外側の写真がこちら。今日はデジカメを忘れたので,写りの悪い携帯写真です。
下の写真にあるように,9キロ洗いの大きな洗濯槽ですが,底が外れます。これはいいです。ステンレス胴は上も下も縁を外側に丸めて強度を出していました。ステンレス胴も比較的平面な作りで穴も少なく,汚れを落としやすいです。
外側の槽もかなり汚れていました。底面が真黒です。
そういえば,排水弁が指で押せる位置にあるのもいいですね。通電しなくても良いので排水が楽です。
組んでいて一つ失敗に気づきました。蓋を洗ったのですが,このふたが組み合わせ品だったんです。表面に透明な板が使ってあり,内側の白いプラスチックと重なっています。この隙間に水が入ってしまいました。
当然ばらせばいいでしょ?という話なのですが,ビスを何本か外してもプラ爪が外れてきません。隙間ができるけど外れないです。無理をして割れそうな予感。これはSさんに謝ってお許しいただきました。カビないといいのですが。
Sさんとしては当店HPのビフォーアフターより見ごたえがあったらしく,「頼んで良かったです」との嬉しいご感想。お飲物をいただいて撤収しました。
S様,このたびはご利用ありがとうございました。
さて以前にも一度呼ばれたことがあるのですが,安中市のクリニックでトイレの床排水溝からニオイが戻るとのヘルプ要請。午後伺うことにしました。
お昼の後に時間があるので洗車。もうちょっと時間があるので人工大理石の研磨実験。グロスアップ3工程で磨いてみます。半艶新品ぐらいまで行きました。もうちょっと圧や時間が必要のようです。
排水溝はトラップの水位も十分ですが,鉄さびや排水部に引っ掛かった髪の毛などの繊維質で気流が通ってしまうのでしょうか。問題になりそうなものを取り除いて,漂白洗浄後戻します。
換気扇の方が劇的だったかも。原因になりそうなものはつぶしておきたいので分解洗浄。それにしても密度の高い埃でした。主成分は細かい砂と思われます。
ちょうど空いていた時間にすぐ駆けつけることができて良かったです。このたびも声をかけて下さり,ありがとうございます。
2013年4月18日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:日記
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