エアコン2台のち1台 日立と富士通

エアコン2台のち1台 日立と富士通

今日はメールでお問い合わせ,ご注文になった矢中町S様邸。お子さんが二人でアレルギー体質とのことで,マンション備え付けのエアコンと,Sさんが取りつけたエアコンをクリーニングしたいというご要望でした。

型式もメールで書いてくださいました。特に汚れているのはリビングの日立製。もう一つは富士通とのこと。

9年ほどたっているという賃貸マンションだそうです。Sさんの入居のときに,エアコン内部洗浄は行われていなかった模様。

そうなんです。通常,賃貸物件の退去時にはエアコン内部洗浄はされていません。(JAの賃貸物件の場合は,内部洗浄ないし,エアコン自体が交換されていることもあります)。

見せていただくと,グリルがハニカム模様の懐かしい日立製。これって9年前の製品かなあ。しかも広めのリビングなのに2.2kwのエアコン。この広さならたぶん2.8kwが適当だと思います。

さて画像一枚目。

120702-aircon1A.jpg

先日パナソニックの室内機のFケーブルの配線を撮りましたが,今回の配線,皆さんどう思いますか。僕なら,黒白赤を合わせて,茶色にやむなく緑を入れます。たぶんCってネームも入れます。これはエアコンクリーニングとは関係ない話題でした。

120702-aircon1B.jpg

基盤もファンも外しやすいのですが,ファンとモーターをなぜか防水壁内でビス止めしてあり不便な日立製。ファンを抜くときはいいのですが,はめるときはビスの頭を切欠きに合わせてスライドさせる必要があります。

モーター軸が短くなり,モーターが外しやすいというメリットがあると言えばあるのですが,ファン部分で外せるメリットに比べると意義が小さいです。


2台目は大好きな富士通製。空気清浄機能付きでも全然平気です。

ですが(涙

取り付け業者がACケーブルを露出配管にキレイに納めたかったのでしょう。配管と一緒に保護テープで巻いてあります。

せっかくのドレンパンが降ろせる富士通の設計が,ここでは仇になります。全部まとめて下りる途中で基盤を外し,ファンのビスも外さなければなりません。基盤はアッセンブリですので,こちらでACコードを外すのは面倒です。結局吊り下げ,防水で洗うことにしました。

洗う側と取り付ける側では価値観が違います。クリーニングに適した見事な富士通の設計も,こういう風に取り付けられると厄介です。

120702-aircon2.jpg

動揺しているのか,下段右の写真も,ドレンパンの向きが間違っています。

組み立て時には,すべて組み立ててからファンのビスを締めるのを忘れたことに気づき,後戻り。(普段は組み立ててから上げるのですが,空中組み立てだったので,他の重要事案で失念したのです)。

取り付け業者さん,富士通はACコードを独立させて取り付けて下さい。(結束バンド程度なら許容範囲です)。

というわけで,もろもろ込みで3時間で終了。S様,ご用命ありがとうございました。



午後は,緑町のM様邸。マンション備え付けの日立製のエアコンクリーニングのご依頼。オーナーと打ち合わせて,業者に発注してよいと言うことになったそうです。

午前のエアコンと同時期なのでしょうか。ハニカムグリルで似た外観です。ですが,6畳ほどの洋室に3.5kwのエアコン。最近,3.5って見かけません。

120702-aircon3.jpg

熱交換器は表はそれほどではなかったのですが,内側には黒い粘着性の粒がかなり付着していました。室内機の壁側の様子も含めて喫煙環境でのご利用です。

この場合は,業務用食器洗浄機の洗剤で洗います。

洗浄+リンス+すすぎ。裏側までバッチリきれいになったのですが,比較画像がうまく撮れずに没。洗浄後は当然ながら不快なにおいも消えました。

4か月の赤ちゃんがいらっしゃるMさん。これで安心して夏の暑さを乗り切ることができると思います。お子様の健やかな成長を願っております。

2012年7月 2日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:日記

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