エアコン3台 東芝,三菱電機,三菱重工
高崎市福島T様からのご依頼で,エアコン3台が今日のミッション。お話を聞くと築23年とのこと。有名ハウスメーカーの建築でリフォームを経ているのでお聞きするまでそんなに経っているとは思いませんでした。お掃除も行き届いています。
共働き世帯で,土日お休みでも家の管理をすべて賄うのは難しいとのお話。それはよくわかります。ハウスクリーニングというサービス業で非常識な「土日休業」の店主の僕は,土日休みじゃ足りないと思っているくらいです。(実情を詳しく書くと突っ込みどころ満載なので控えます。)
3台を洗う場合,順番を決める必要があります。最初にすべて見せていただきます。玄関を入ってすぐの書斎のビーバー。リビングのちょっと幅の大きい霧ヶ峰。そして一番汚れていてカスも飛ぶというダイニングの東芝。
東芝で「カスが飛ぶ」となると,ファン抜きは当然として,「背抜き,壁掛けオーバーホール,あるいは壁側化粧板外し」などいろいろ名称はありますが,もっとも深い分解が必要です。
一応言い添えますが,ファン抜きでもかなりのクリーニングが可能です。ですが,東芝エアコンは,ファンを左一直線に抜くスペースが必要です。左に壁がある設置状況ではファンが抜けません。ファンが抜けないとなれば,背板ごと降ろすしかありません。今回は左5センチに壁がありました。T様に事情を説明し,オプション料金での施工をご了承いただきました。
ブログ読者への情報提供。東芝とダイキンのエアコンは,通常ドレンパンが外れません。ドレンパンが外れないエアコンの場合,ドレンパン一体の壁側化粧板を外さないと十分なクリーニング効果が得られません。これには余分の時間と技術が求められ,どうしても余分の料金が発生します。
余分の出費にはなりますが,外すか外さないかの結果には,料金以上の差が出ます。僕は売る側ですので判断するのはお客様です。ですが,「余分に払う価値はあります」と主張させていただきます。
前置きが長くなりましたが,今回の1台目東芝製。
当初は半信半疑だった(という印象の)Tさん。ここまで分解するという当店の手法にかなりの手ごたえを感じられた模様。このエアコンは,一度クリーニングしているそうですが,ここまでの分解は初めてご覧になったそうです。(ニヤリ
2台目は三菱電機4kwの幅100センチの壁掛け。先回も絶賛しましたが,霧ヶ峰は分解を前提に設計されていると感じる,分かりやすい作りです。
もっと印象が変わったのですが,画像が不鮮明ですみません。次にモーター周りの画像も出します。
3台目はクリーニングしたことのある書斎のエアコン。熱交換器が変色していて,「もしかして洗浄スプレーを使ったのか?」と感じましたが,要するに強めの洗剤を使った跡ですね。比較的きれいだったので洗浄後のみ。
下の段は,左が二台目の霧ヶ峰のモーター周り。ごろんと外れて,分解洗浄の楽な優れた設計です。右は当店の作業報告の一部。エアコンクリーニングでは,クリーニング前後の動作試験が重要です。単純なチェックリストですが,保証書のつもりでお客様にお渡ししています。
今回のクリーニングで,Tさんからの一言。「これだけの作業が必要なら,この料金は適正というか安いですね」。
当店が提供するものには「料金以上」を目指していますので,こういうご感想は大変励みになり,もっと良いものをというモチベーションになります。おそうじ上手のT様,ありがとうございました。
2012年6月19日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:日記
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