エアコンクリーニング3台
今日は昨年12月半ばにメールで最初のお問い合わせをいただいたお客様のエアコンクリーニング。3台です。当店は土日休業,1月の祝日も先約があったので,本日までお待ちくださいました。当店へのご指名ありがとうございます。
1台目がダイキン,2台目が富士通,3台目がナショナルでした。2台目のリビング設置のエアコンは,エアコン洗浄剤を使ってクリーニングしてみたそうですが,余計に汚れがひどくなって使う気にならないとのことでした。
それぞれ汚れていて,クリーニングが必要な時期でした。
1台目のクリーニング後を1枚。防カビコーティングされていてきれいな青色のアルミフィンです。洗剤はピアですが,洗剤を効かせる時間を取り,丁寧なすすぎをすると,フィンの裏側に汚れが残りません。
洗浄カバーがついた状態では,なかなかここの確認は難しいです。そこでたっぷりの水を使うこと,黒いカスの流れ落ちなくなるのを確認するなど,念を入れて洗います。
2台目のエアコンはファン・電装がドレンパンごとごっそり下りるタイプとお見受けしました。
ところが,室内機下側の化粧板が3分割ではなく1枚物なので,左右に制約がある状態では非常に外しにくいのです。内側から触る必要があり,電装をまず降ろしました。
それでも,この下側化粧板は外しにくかったです。これが外れれば後は勝手知ったるなんとやら。
無事に熱交換器のみになりましたが,ドレンパンとシロッコファンは黒かびで覆われています。作業を見に来られた気さくなお父さんもびっくり!作業前後は劇的でした。
熱交換器は,表面の汚れがひどいですが,裏側はきれいです。結局洗浄剤が汚れを呼んでしまったんですね。残念。
キッチンに続くリビングのため,天井側の油汚れが強かったです。ピアに炭酸塩を入れて強化して使いました。炭酸塩は家庭用の洗剤にも良く使われているもので,アルカリ剤と表記されていることが多いです。
油が強いときは炭酸塩,においが気になるときは過炭酸塩は心強い見方です。
富士通のこのタイプのエアコンは,完全分解できるのでお勧めですが,養生が難しいです。壁紙がビニールだったので助かったという感じでした。かなり漏れました。
9時から始めて,2台目終了で12時半になってしまいました。
お昼休憩をいただき,13時から再開。お父さんたちが下の本棚と桐ダンスを移動して準備してくださったナショナルのエアコンを試験運転からはじめます。意外に汚れていて,洗剤を差すときに黒いカスが飛び散り,洗浄カバー内側がものすごいことに。
汚れそのものはきれいに取れたので,時間を置いてすすぐと気持ちよく流れます。裏側もばっちり。
今日も外すつもりで取り掛かりましたが,シロッコファンが外せたのは1台だけでした。ダイキン・ナショナルは外し方が分かりませんでした。今後とも壊さない範囲で研究します。
お客様には大変喜んでいただき,今大ブレーク中のハラダのお菓子をお土産に頂戴し,14時半で終了しました。このお菓子は大好きです。
Yさま,クリーニングのために準備と復元が大変だったことと思います。大変お待たせいたしましたが,当店のご利用ありがとうございました。
当店の公開中サイトは
2010年2月11日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:日記
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