築30年の家をリフォーム

築30年の家をリフォーム

急遽引っ越すことになり,友人のお父様の貸住宅を借りることにしました。

国道に近く,敷地に余裕があり,日あたりが良い家です。お父様は左官屋さんなので,室内壁面はすべて塗り壁です。建築はブロック積み平屋建て,150ミリ厚ブロックの両側にモルタル,室外はリシン塗装です。

建物はしっかりしているし,給湯関係はプロパンガスで比較的新しい機材です。ですが,部屋がすべて和室で,キッチン床はなぜかコンパネ。廊下はパンチカーペット,トイレは水洗ですが和式。浴槽ステンレスは酸で焼けている・・・

フローリングに貼り替え,キッチン流し台交換,トイレリフォーム,洗面台交換,スイッチやコンセントパネルの交換,コンセント増設,天井塗装,油汚れ除去,浴槽磨き直し,洋服掛け造作,エアコン3台新設などいろいろやることがありました。

家賃を下げてもらう代わりに,こちらで費用を負担してプチリフォーム。ほとんどの部分は知り合いの大工さんに頼み,大工さんが設備やさん手配してくれました。廃棄処分や解体など手伝えるところは手伝って安くしてもらいます。エアコンはヤフーオークションで富士通の2.2キロタイプを3台ゲット。友人の電気屋さんが取りつけてくれました。

エアコンはクリーニングで外すときに扱いやすいので,配線に1.6ミリのFケーブルを使ってほしかったのですが,法律で2ミリと決まっているそうでダメでした。まじめな電気屋さんなのです。据え付け板の前に合板を貼るというのもクリーニング時に壁面を濡らさないためなのですが,露出配管になったので意味がありませんでした。まあ,思い通りにならないこともあります。

キッチンは使いやすくなり,トイレはシャワートイレに変身,シャンプーできる洗面台,明るくなった床,キレイになったスイッチパネルなど,これから数年間お世話になる家としてだいぶ快適になりました。

ふろ釜はプロパンガスのバランス釜です。タイマーはキッチン側にあるので,浴室に入ると操作できません。「湯加減はどう?」と聞く必要があります。不便と言えば不便ですが,忘れていたものを取り戻せる気がします。

というわけで,リフォームを一部公開。クリーニングで改善できない場合に,こんな感じでリフォームできるという勉強になりました。

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大家さんとは,引っ越してきてから賃貸契約。毎月通帳を持って集金に来てくれるそうです。落語に出てくる大家と店子みたいです。これまた古き良き時代という感じです。

2012年2月17日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:日記

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