システムリカバリ

システムリカバリ

こんなことは個人的な話題で書くものでもないと思うのですが,当店を含めてインターネットを利用しホームページで集客している場合,パソコンが不安定だというのは致命的です。

雷が原因なのか,あるいはウイルスに感染したのか,パソコンの挙動が不安定です。エコを目指して,夜に電源を落とすようにしたのも原因かもしれません。症状は,キーボードとマウスの入力が不可能になるというものです。こうなると強制終了しかなく,何度も電源スイッチを触ることになります。

さらに症状は悪化し,電源を入れると冷却ファンが回り始めますが,数秒で停止,また起動を繰り返すようになりました。

通常エアコンを使わない40度近くなる2階の部屋での利用も原因かもしれないので,パソコンを居間に下ろしました。

症状からするとBIOSからハードディスクにあるOSへの受け渡しまで行っていないようです。(これは検索で調べた知識の受け売りです。)

兄さんが症状から電源を付け替えた話をされていて,ある意味参考にしました?こちらです。

兄さんも書いていますが,パソコンは2台あったほうがいいですね。僕のところも無線LANでインターネットにつながっている妻用のノートパソコンがあって本当に助かりました。

僕は検索で調べた中で,マザーボード内のソケットを脱着してみる,それでもだめならボード内の電池を脱着してみるという情報に賭けてみました。HPのスリムタワーは,開けてみると意外なほど分解しやすいのです。こういうことはしらふでやるべきものと思いますが,酔っていなければできないという考え方もあります。僕は後者でした。どうせ壊れているのです。治れば儲けもの。この考え方は我ながら危険ですね。

100824-recovery.jpg

左の写真は,いわゆる光学ディスクマウントを外し,ハードディスクが直角に起き上がっている状態です。エアコンクリーニングをしていると,この程度の基盤はむしろ簡単という錯覚に陥ります。

結局,マザーボードにかかわるコネクタは全て抜き差ししましたが改善しませんでした。(メモリも抜き差ししました)。そこで右の写真にあるボタン電池を脱着すると「あら不思議!」OSが立ち上がったのです。だけど,OSの時間は狂い,何年か前になってしまいました。

とにかくパソコンが立ち上がるようになったので,重要データの保存を行い,DtoDでリカバリしました。(DtoDとはハードディスク内のリカバリ情報で再セットアップすることです。)

システムディスクとは別のパーテーションにデータを保存しているので,リカバリ自体はスムーズですが,OSが当初のVistaに戻ってしまうのでその後のアップデートが大変面倒です。Windows Updateは不親切です。最初から現行のVista sp2にしてくれれば楽ですが,細々と更新していくので,1日がかりになるのです。

それで,全てをある程度復帰させた段階で,Acronis True Image Home 2010のダウンロード版を購入し,システムのイメージをバックアップすることにしました。

評判の良いソフトですが,結局何度かアンインストールとインストールを繰り返しました。問題はソフトではなくこちらにあると思います。ハードディスクのクラスタに破損があったらしく,正常なバックアップができなかったのです。

電話でサポートを受け,チェックディスクの話が出たので,改めて「チェックディスクと修復」をしました。こうして初めてエラーのないバックアップが完成しました。チェックディスクは,OSが立ち上がった状態では利用できません。OSの立ち上がった状態で予約(スケジュール)し,再起動するとできます。

こうしていくらかスキルアップしたので,今度はハードディクス交換ぐらいはできるようになりたいです。

2010年8月27日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:日記

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