トイレのクリーニング
2年ほど前にも,半日オーダーメイドでトイレとレンジフードをご注文下さったSさん。もうすぐ出産とのことで,先回と同じようにウォッシュレットのタンク内までキレイにしたいとのご要望でした。
今回はトイレのみクリーニング。先回の場所からお引っ越しされていました。
TOTOのウォシュレットで,ぱっと見た感じはそれほどではないのですが,上からは見えにくい場所に尿石ができています。
2人で行きますので,ドアを外し,ペーパーホルダーを外し,換気扇を分解し,ウォシュレットを分解し,手洗い部分を取り外し・・・と分業体制に入ります。
換気扇(ピンボケ失礼)
途中で帰ってこられた奥さまが,「換気扇をつけられますか?」。脱衣所の洗面台もお借りしていたのですが,そこには換気扇がなく,トイレのは分解クリーニング中。次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)です。自分たちは慣れているニオイですが,きつかったでしょうね。途中から玄関ドアを開けての作業になりました。
ウォシュレットと陶器は今回,マクビーを使いました。尿石もまだ硬化が進んでいないので,刷毛で取れないものはプラスチックの先を当てると壊れていきます。
タンク内も消毒したいとのことでしたが,ポンプで吸水する形式。消毒液を下から注入というわけにいきません。
タンク上のフローセンサー付きのふたを外しました。
当初次亜塩素酸を考えていましたが,ケースに入れていた四級アンモニウム塩を有効成分とするピロキシーを少量入れました。タンク容量は2.5リットルぐらいだったでしょうか。少し置いてから水抜き。
このふたはビス2本で止まっているのですが,復元でいくらか配慮が必要です。良く見ると黒いゴムリングがパッキンの役割を果たしているのですが,これがキチンと水平に収まるようにしないと,水があふれてきます。
左の写真はノズルのすぐ左にセットされているオーバーフロー用のドレンパイプらしいのですが,内部が汚れています。漂白剤に漬けましたが完全にきれいになりません。
ひらめいて結束バンドを挿入。回転させたり出し入れしたり。いい感じでキレイになりました。
ウォシュレットを復元して,タンクに注水。いったん抜きます。もう一度注水させて温まるのを待ってから今度はノズルから噴水させます。水になるまで噴水させて完了。
ウォシュレットは分解してノズル部分を重点にクリーニングしていますが,タンク内部までは通常考えていません。この形式のウォシュレットで勉強になりました。
奥さまは来月の10日が予定日とのこと。3人目のお子さんのご無事の出産をお祈りいたします。
2011年2月23日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:日記
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