保育園の窓ガラス

保育園の窓ガラス

以前にお見積もりしていた近所の保育園の窓ガラスクリーニング。

晴れて暖かく,水を使うお掃除日和でした。

見積りのときは,窓ガラスの内側に油性のクレヨンで描いた子どもたちのかわいい絵が多数ありましたが,すでに先生たちがお掃除して消えていました。

内側は全部三枚刃を当てるので,作業自体は同じでしたが,その時に落ちる水にクレヨンの成分がないのはずいぶん助かります。作業効率が上がりましたし,枠やレールまで面倒をみることができました。

枠やレールまでって当たり前なのですが,ここまでクリーニングしてほしいという作業範囲を重視していて,「ガラス面以外の部分は気にしないでいいから」というご注文だったのです。

作業方法は,外側はホースを伸ばして散水しながら洗いました。蓄積した砂ぼこりは,シャンパーの水分では取りきれません。また散水ヘッドをうまく使えばレールもかなり流せます。

もうひとつの散水ホースで網戸を洗います。金具を外して網戸の重い枠をレールから外すという手のかかる作業です。

内側はテープの跡をそぎ落とし,何枚かは樹脂絵の具で描いたお日様や虹の絵を剥がしました。作業前の絵が見えますか?

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この時ちょっと失敗したと思ったのは,濡らしてから刃を当てたことです。水分で軟らかくなり,落ちた先で貼りつくのです。テープ跡とは違い,乾いたまま剥がして,掃除機で吸うのが良いようですね。

他にも3枚あるうちの1枚でギブアップした30センチ四角ぐらいの透明なシール。温度と新しい刃が必要のようですが,またの機会にチャレンジします。

喜ばれたのは玄関にあるガラスブロック。外側は目地材の筋を,内側はテープ跡を1個づつ三枚刃で落としました。「透明だったんだ!」と驚かれました。外で作業している顔がはっきりわかるぐらい透明でした。

 

作業中は「おじさんが来た!」,「おじさん何しているの?」,「おじさんじゃないでしょ,お兄さんよ(先生)」,「いえれっきとしたおじさんです」なんていう感じで,子どもたちの注目を浴びました。

園庭で子どもたちがワイワイと遊んでいます。いじわるされて泣いている子もいます。

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暖かい日で,木蓮がみるみる開いていく気がします。木蓮の向こうはソメイヨシノです。まだつぼみです。(子どもたちはお昼を食べに園内に戻っています。)

こういう日常が,大きな被害に見舞われた地域の方々に,一日でも早く戻りますように。

2011年3月31日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:思い, 日記

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