入居前のクリーニング終了

入居前のクリーニング終了

今月の10日から始まったM様邸入居前クリーニングが終了しました。日程は5日とお話していましたが,6日必要でした。3週にまたがって2日づつというペースでした。

築10年ほど45坪,3階建中古住宅の内装を大規模にリフォームされ,新しいお住いに生まれ変わっています。

今回はリフォーム中から入り,わずかなロスはありましたが,うまくリフォーム業者の日程とかみ合ったと思います。(僕がそう思っているだけかもしれません。)

たとえばエアコン3台は室内機が外してある状態で,完全分解クリーニング。室外機も外側を洗えましたし,室外機を移動させながらベランダが洗えました。数日後に取り付け。

内側にプラマードを増設予定の窓枠4か所は増設前に既存をクリーニング。既存窓もペアガラス防火タイプなので掃き出しサイズはすごい重量です。力持ちの弟でも「顔がつる」と言いながら脱着していました。増設後では脱着作業や枠の洗いが難しかったと思います。

木製のカーテンレールやブラインドは外してあるものを洗っておくと,後日取り付けられています。

キッチン水道栓も交換のために外してある間に根元部分のステンレスを磨けました。

当店はお客様からのクリーニング依頼なので,お客様からリフォーム業者の日程を教えてもらい,ペース配分したのですがそれがうまくかみ合ったように思うのです。

下見の段階で当初のお引っ越し予定を1週間延ばしてもらったことや,予定になかったレンジフード交換を認めていただいたことはここだけの話ということで。

 

さて,自分の力不足を感じた部分もあります。光沢の強いキッチンパネルの油粒を落としてキレイになると,かなり深い傷が見えてきました。ステンレスやキッチンパネルではこういうことが多々あります。一般のご家庭のお掃除では,なかなか落ちない油汚れに硬いものを使ってしまうケースが多いんですね。メーカーとしては美観や汚れの落としやすさを考えて光沢のある壁面を作ります。実際の使用では油が酸化して硬くなることが多く,光沢面があだになるんですね。

1階の洗面台は既存だったのですが,洗面台が天然大理石です。水は沁みこみますし,液体が飛び散ったように表面の艶が抜けています。ハンドポリッシャーでちょっと触ってみましたが,本格的に下地調整から始めないと回復しないとみました。

キッチンでは一番使う部分の人造大理石天板を磨いてみました。魔法の粉を使って3工程。デモで見たしろくまくんの仕上げとは全く違います。写真で見ると艶が出たように見えますが,見た感じはマット仕上げです。

大理石の傷とりからはじめて艶出しまで,まだまだ習得すべきことがたくさんあります。ステンレスの傷とりもまだまだだし。

 

スライドで見ていただくビフォーアフターには,僕がやった作業ばかりで弟の仕事がありませんでした。10年間風雨にさらされた白い窓枠を,できるだけ回復させるためにお手入れしたんですよ。

最終日に玄関採光のガラスを拭いているのが見た感じ面白かったので写真に収めました。最後に出てきます。それではご覧ください。

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M様と奥さま,長い間私どものゆっくりペースのクリーニングにお付き合いくださりありがとうございました。

2011年5月25日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:思い, 日記

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