剥離洗浄とエアコンクリーニング
昨日は午前が剥離洗浄で午後がエアコンクリーニングでした。
剥離洗浄のI様宅は,当店のハウスクリーニング開業時に比較ドットコム経由で一度洗わせてもらっています。その時は洗浄ワックスという流れでしたが,黄変したワックスに穴があり後味の悪い撤収だったのを覚えています。
「黄変」と言いますがほとんど黒いぐらいです。つまり全体的にはかなりワックスが黒っぽくなっていて,一部剥がれた場所は床のもともとの色であるため,大変見苦しいのです。樹脂ワックスは経年変化と洗浄の繰り返しで黒っぽく変色するので,繰り返し塗っていくと,こういうことが起こります。
樹脂ワックスの層を厚くしない,洗浄のときに洗浄成分を残さないなどの方法でこの黄変対策をしますが,このあたりは業者の目線です。ご家庭でのメンテナンスではそれを求めるのは酷でしょう。
というわけでこちらがすっきりしたいので,剥離ます。
朝伺うと,手前の居間に荷物満載。今日の作業箇所からすべての家具類が移動されています。こちらも求められていない剥離洗浄の意気込み満タンですが,お客様の意気込みはそれ以上です。
現場を見てやはり・・・これは剥離しかないという状況でした。
忘れていましたが,キッチンはクッションフロアでした。気持ちが楽になります。食堂はダークブラウン系の幅の狭いフロア材。
まずはキッチン剥離。剥離の鬼10倍を3リットル用意。
写真で見るより劇的でした。
食堂はフロア材ですので,試しを含めて7区画ぐらいに分けて剥離洗浄。
年式的に着色やしわがありますが,すっきり洗い終わりました。お客様大感激。「張り替えようかって言ってたんですけど!」
キッチンは張り替えも選択肢にあったそうですが,素材は傷んでいないのでまだ十分使えると思います。良かった。
ご主人は今後のメンテナンスを考えてずっとご覧になっていましたが,フローリングの溝を竹串で掘るのを見て笑っておられました。「プロの使う道具って,以外にこんなもんだったりするんだよね」。そうなんです。これには竹串がベストなんです。
というわけで,お客様特製水だしコーヒーをお土産に頂戴して帰ってまいりました。コロイド洗剤を譲ってほしい,次のボーナスで居間を洗いたいというご要望も頂戴しました。I様ありがとうございます。
午後はにおいがするということでエアコンクリーニングを思い立たれたY様。ダイキン2008年製スタンダードタイプです。
寝室で使われていて,加湿器の併用もあったとのこと。設定温度を低くすれば気にならないけれども弱冷房で臭うとのこと。うーん。ダイキンで弱冷房で臭うは改善が難しい問題です。
というのはダイキンや東芝のエアコンはドレンパンが背面の化粧板と一体成型で,ドレンパンを外して(もちろんファンも外して)奥まで洗うというエアコンクリーニングが成り立たないのです。
しかも外せないドレンパンに2本から3本溝があり,そうでなくても水流が当てにくい環境で汚れを取りにくくします。
今回の機種はそんな私どもエアコンクリーニング業者に,「メーカーとしては熱交換器から一体成型のドレンパンを外して洗うことを想定しています」という作りでした。そういえばメーカーに頼むと,室内機を外してクリーニングで5万円っていっていたよなあ。
室内機を外さなくても何とかドレンパンが外せます。これを「壁掛けオーバーホール」と考えています。繰り返しになりますがこれは当店の実験的な作業で,現在のクリーニング料金では金額的に折り合いません。いずれ金額を設定して正式にメニューにします。
今回はこのドレンパンの据え付け板側にもカビがありました。ドレンパンを外すことにより根本的に改善しました。
ドレンパンの取り外しと組みつけは二人がかりでした。僕は一人では難しいです。ちょっぱーさんは一人だそうです。がんばってますね。
Y様邸にはもう一台,この機種で4キロのエアコンがあり,左半分ぐらいにせり出した棚が移動できません。「こちらはできそうですか?」「何とかなると思います。」
今回のダイキンは,左側はビス一本だったのです。4キロだと違うかな。撃沈の可能性もありますが,すべては経験です。完全に無理と思えなければやってみるしかありません。
大好きな富士通に近いというか強力なライバルエアコンが登場した気がします。
剥離洗浄のI様宅は,当店のハウスクリーニング開業時に比較ドットコム経由で一度洗わせてもらっています。その時は洗浄ワックスという流れでしたが,黄変したワックスに穴があり後味の悪い撤収だったのを覚えています。
「黄変」と言いますがほとんど黒いぐらいです。つまり全体的にはかなりワックスが黒っぽくなっていて,一部剥がれた場所は床のもともとの色であるため,大変見苦しいのです。樹脂ワックスは経年変化と洗浄の繰り返しで黒っぽく変色するので,繰り返し塗っていくと,こういうことが起こります。
樹脂ワックスの層を厚くしない,洗浄のときに洗浄成分を残さないなどの方法でこの黄変対策をしますが,このあたりは業者の目線です。ご家庭でのメンテナンスではそれを求めるのは酷でしょう。
というわけでこちらがすっきりしたいので,剥離ます。
朝伺うと,手前の居間に荷物満載。今日の作業箇所からすべての家具類が移動されています。こちらも求められていない剥離洗浄の意気込み満タンですが,お客様の意気込みはそれ以上です。
現場を見てやはり・・・これは剥離しかないという状況でした。
忘れていましたが,キッチンはクッションフロアでした。気持ちが楽になります。食堂はダークブラウン系の幅の狭いフロア材。
まずはキッチン剥離。剥離の鬼10倍を3リットル用意。
写真で見るより劇的でした。
食堂はフロア材ですので,試しを含めて7区画ぐらいに分けて剥離洗浄。
年式的に着色やしわがありますが,すっきり洗い終わりました。お客様大感激。「張り替えようかって言ってたんですけど!」
キッチンは張り替えも選択肢にあったそうですが,素材は傷んでいないのでまだ十分使えると思います。良かった。
ご主人は今後のメンテナンスを考えてずっとご覧になっていましたが,フローリングの溝を竹串で掘るのを見て笑っておられました。「プロの使う道具って,以外にこんなもんだったりするんだよね」。そうなんです。これには竹串がベストなんです。
というわけで,お客様特製水だしコーヒーをお土産に頂戴して帰ってまいりました。コロイド洗剤を譲ってほしい,次のボーナスで居間を洗いたいというご要望も頂戴しました。I様ありがとうございます。
午後はにおいがするということでエアコンクリーニングを思い立たれたY様。ダイキン2008年製スタンダードタイプです。
寝室で使われていて,加湿器の併用もあったとのこと。設定温度を低くすれば気にならないけれども弱冷房で臭うとのこと。うーん。ダイキンで弱冷房で臭うは改善が難しい問題です。
というのはダイキンや東芝のエアコンはドレンパンが背面の化粧板と一体成型で,ドレンパンを外して(もちろんファンも外して)奥まで洗うというエアコンクリーニングが成り立たないのです。
しかも外せないドレンパンに2本から3本溝があり,そうでなくても水流が当てにくい環境で汚れを取りにくくします。
今回の機種はそんな私どもエアコンクリーニング業者に,「メーカーとしては熱交換器から一体成型のドレンパンを外して洗うことを想定しています」という作りでした。そういえばメーカーに頼むと,室内機を外してクリーニングで5万円っていっていたよなあ。
室内機を外さなくても何とかドレンパンが外せます。これを「壁掛けオーバーホール」と考えています。繰り返しになりますがこれは当店の実験的な作業で,現在のクリーニング料金では金額的に折り合いません。いずれ金額を設定して正式にメニューにします。
今回はこのドレンパンの据え付け板側にもカビがありました。ドレンパンを外すことにより根本的に改善しました。
ドレンパンの取り外しと組みつけは二人がかりでした。僕は一人では難しいです。ちょっぱーさんは一人だそうです。がんばってますね。
Y様邸にはもう一台,この機種で4キロのエアコンがあり,左半分ぐらいにせり出した棚が移動できません。「こちらはできそうですか?」「何とかなると思います。」
今回のダイキンは,左側はビス一本だったのです。4キロだと違うかな。撃沈の可能性もありますが,すべては経験です。完全に無理と思えなければやってみるしかありません。
大好きな富士通に近いというか強力なライバルエアコンが登場した気がします。
2011年9月 2日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:日記
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