秋晴れの日にガラスクリーニング
ここ3年ほどは12月を待たずにさせていただいているK様邸ガラスクリーニング。高い土台の上に建つ立派な日本建築です。
「1階の外周を全部お願いします,室内は大丈夫です」ということで,室内の引き戸の心配をしなくてよいことになりました。小さな格子で組んだガラス戸なので,その2枚だけでもかなり時間を取られます。重量もあるので持ち運びも大変だし。
弟はレールの埃取りから始まり,僕は網戸を外して洗います。縁側にある掃き出しの窓ガラスは欄間の高さまでが1枚なので重量感があります。これをタオルで拭くとしたら気が遠くなりますね。もちろんこのガラスは外しませんが,お勝手や和室のガラスは1枚ものですので外して洗います。
空室クリーニングの職人西山さんのこだわりに学んで,こんなところにもちょっと手をかけてみます。
僕は通常水周りを担当することが多いので,窓ガラスの細部の仕上げが甘いと思います。ブラシで洗う場合,枠の外側のU字や2枚のかみ合わせ,ビートにはもちろん毛先を入れますが,このビートの四隅のことをあまり意識していませんでした。
ガラスを濡らす道具をウォッシャーとかシャンパーとか言いますが,もともと面を濡らすものなので,四隅が決まりません。それで,面を濡らした後にブラシを入れて,すすぎ洗い,スクイジーという流れにしました。
ガラスについては,もっともっとこだわりの方法もありますが,ガラスの状態や使える時間を考えて,今日の方法です。
予報よりも温度が上がったのか,風がなくて昨日より暖かく感じたのか,静かな秋晴れで窓ガラスのお掃除には良い日でした。透き通ったガラスを見ると清々しいです。
Kさんが,「柿はありますか?」とおっしゃるので,「いただきます」と頂戴してきました。なっているものを枝ごと採ってくださいます。今年は豊作だそうです。葉っぱが付いている方がよりおいしそうですね。帰ってきてすぐ,むいていただきました。柿の甘さは独特です。
K様,今年もご用命ありがとうございました。おいしい柿もごちそうさまでした。
2011年11月17日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:日記
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