雨樋は重要です
毎月というか,3週間に一度来てほしいというご要望でご注文くださるA様。
この2年は12月は1日オーダーメイドでさせていただいていましたが,さらに手を入れたい場所が出て2日のご注文になりました。
というような事情で,(12月に関しては)お得意様のご注文で埋まる傾向にあります。今後の当店の方向性としては,これまでご注文記録のあるお客様は据え置きの上料金の値上げ,さらに予約についても過去の記録重視ということになります。
なんてぶち上げていますが,お問い合わせやご注文が減ると,とたんに弱気になるのが自分の弱さです。
窓ガラスのお掃除は,お天気に左右されます。定期清掃で契約条項に書いてある場合を除いて,「雨の日にガラスをクリーニング」はどちらにも不都合です。
気温は上がらないけれども天気が崩れない予報でしたので,はしごを持参,窓ガラスのクリーニングと意気込んで出かけました。屋根のお掃除もご希望でしたので,お掃除の鉄則,上から下へ,奥から手前へということで屋根に上がります。
ガルナバリウム鋼板の傾斜の浅い屋根。初めて上がります。「葉っぱを掃いてくれればいい」というような軽いご注文内容でしたが,樋を見て「これは想定外」。何しろメインのケヤキを含めて立ち木を生かしたお庭なのです。
予想以上の時間をかけるとしても,その価値があると思う雨どいのお手入れ。樋に金網がしかけてありますが,ぎっしり落ち葉が入っています。金網は隣といくらか重なっていて,単体では外しにくい丁寧な敷設。
A様邸は今後とも自身の勉強のために続けていきたいお宅です。塗り壁,床はテラコッタ・ライムストーン,ステンレスでまとめたキッチンとレンジフード,カウンターは無垢板,窓枠はもちろん木材。あらゆる場所が,ハウスクリーナーの挑戦を待っている感じです。
そしてお客様としては・・・ものすごく寛容な方です。まずは次回の予約,こちらの都合で当日の作業を設計,茶菓のお気遣い,封筒に準備してくださったお支払い,鍵も預けて下さり,こちらの失敗も「もうかなり使っていますから・・・」。こちらの感覚がマヒしそうなほどです。こういうありがたいお客様にも,今後とも謙虚にと念じています。
そんなわけで,半日かかりそうだと思いましたが,意外に順調に進み,約2時間で屋根と樋を完了。約6メートルの地上高,頭の重い兄弟二人での作業でしたが無事に撤収しました。中腰は危険と思い,膝をつくか腹ばいになっての作業でした。作業自体は単純・簡単に思えますが,リスクは高いのです!
意外に重宝する,バッテリー駆動のブロアー。充電する電動工具はマキタが好きです。
2011年12月 7日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:日記
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