ガラスのお掃除は12月にさせていただきました。 もう一日を水周りに当てたかったのですが,ご都合のよい日が空いていなかったので,「1月になってから」と言ってくださったS様邸。
「すごいことになっているでしょう?」と言われますが,私どもからみるとキレイな状態です。ぱっと見た感じ,どこをお掃除したら良いのかと思うほどです。
お手入れは行き届いていますが,1年間で蓄積するものもあります。
浴室の水が残る場所には,水あか。担当した弟によると,これが意外に硬いそうで,段階的に落とす必要があるそうです。この地域の水質ですね。このぐらい白くなっていても,リン酸を効かせれば柔らかくなってしまう地域もあります。
在宅で「まさか」のバスタイル&ボウルクリーナー。
壱徹さんが広めたこの洗剤,初期から使っています。今はコスケムブランドでヌリッパーという商品となりヒット中。米国製の輸入品ですが,メーカーに「香りを日本向けにしてください」と言ってもらえたらいいのになと思います。「バブルガムの香り」とのことですが,初めての人には衝撃を感じさせる強烈なにおいです。
粘性があり,比較的濃度の高いリン酸と植物由来の酸が配合されていて,金属を変色させにくく,ミネラル溶解への効果は高いと感じています。
脱衣所を締め切り,浴室窓を開けての作業となります。弟は防寒服を着て作業しています。
さてキッチンの方は,レンジフードから始めます。クリナップの大型で,幅900ミリ,高さも800ミリぐらいある前フードを外します。床に置くため,前フードをさかさまに置きますが,油汚れが見当たりません。よく見ると何個か油粒が。
希釈したエコソフィーで洗えます。エコソフィーは泡立ちが良いでしょうね。拭いて仕上げる場合にちょっと難儀する気がしますが,何しろ素材に優しいのに油に対して強いので重宝しています。
さてこのクリナップのレンジフードは,スイッチが無線で素敵です。フードから簡単に外せます。ファンケース部分も組み品(アッセンブリ)になっていて,ビス1本と電源ソケット一つを外すと,ごろっと取れます。この作りは設計として素晴らしいと思うのですが,ファンケースを洗いたいとかになると,かなりの分解になってしまいます。Sさん宅のように,ファンケース内側に洗剤を塗って落とせる程度のキレイな使い方なら良いのですが。
シンクのクリーニング前後は,写真よりは見映えがしたかなあ。お昼の間に銀酸を増粘させて塗って置きました。かなり水あかが柔らかくなり,ベストベットを使うとどんどん落ちるのが分かります。
食器の水きり網は・・・何度やっても敗退します。衛生上問題となるものではないのでお許しください。
今回はSさんのお仕事で,キッチンの目の前に来客がありました。においには気をつけていたつもりですが,どうだったでしょうか。カウンターへの飛散防止のためマスカでバリアーしていたし。
時間があったので,洗面台ボウルや,トイレ手洗いボウルなどにも手が入りました。
S様,いつもきれいにお使いくださりありがとうございます。今後ともメンテナンスのお手伝いさせていただきたいです。
そうだ,先回はクリーニング後が濡れていて比較が正確でなかったウッドデッキ。先回のクリーニング前と,今回撮った写真を並べてみます。風合いを変えずに苔だけ落ちていい感じだと思います。保護剤を塗るとしたら,今がチャンスかも。
投稿者:ryo |2012年1月15日 06:23