薬局の定期クリーニング後エアコン
3つの薬局を持っていらっしゃるオーナーから定期クリーニングのご依頼をいただきました。今回のお店は3月オープンで新しいお店です。
店舗側は広葉樹フローリング調の長尺シート,調剤室側はほぼ真っ白のリノリウム。床のクリーニングやメンテナンスのしやすさでは対照的な床材です。店舗側が楽で,調剤室側に手がかかります。もっともオーナーによれば,店舗側の床は,雨の日に水滴や足跡が乾いて白く跡が出るそうで,それが気になるそうです。濃い色の床の宿命ですね。
オーナーには休憩室でお待ちいただき,ガラスの内側から始めます。貼り方がスマートだった掲示物。
ゆっくり剥がせばほとんど残らず剥がせます。再び貼れる粘着力があります。ジェルジェムより硬く,粘着力も強いです。これいいですね。掲示物も少ないし。
床は洗剤成分を残さないためにひと手間かけます。
試験紙を使って調べてみると,希釈洗剤もほぼ中性で,リンスの必要もない感じでしたが,上の段のような洗い上がりが好きです。
調剤室側の白いリノリウム。重歩行路線やイスの下などは,表面が削れることもあります。そこだけ柄が変わるので分かります。こうしてワックスで守ってあげればいつまでも風合いが変わりません。
いよいよ暑くなりましたが,室内は冷房が効いていて乾燥も早く,最後に休憩室を仕上げて約3時間。
明日は別のお店に参ります。I様,ご用命ありがとうございます。
午後は3度目のご注文になる飯塚町S様邸エアコンクリーニング。もっとも,敷地内の別邸に設置のエアコンでした。
もともと貸家としてお使いだったそうですが,また入居前のメンテナンスが済んでいます。塗装やさんなので,塗装はお手の物。築30年程度のお宅ですが,しっかりお手入れされていて好ましいです。天井板は灰汁洗いされている様子。
エアコンはチョーフ製。RC-2014A,1992年製つまり20年選手です。喫煙環境でお使いの外観から,「多少プラスチック爪などが欠ける可能性がありますので,ご了承ください」というと「動けば良い」とのこと。
塗り壁に塗装してある壁面ですが,支持金具で浮いているのが助かります。和室設置のエアコンは,見映えは悪くても金具についていると洗う時に壁を濡らすリスクが減ります。
触ると粘着する化粧板,こげ茶色の熱交換器,このようなケースでは当店はエアコン洗浄用のアルカリ洗剤で洗うことにしています。
裏側にマスカを通し,配管部分は上下にタオルを挟んで,基盤部分を含めて高圧洗浄。気持ちよくヤニが流れていきます。熱交換器も輝きます。ちょっとキレイになりすぎ。一皮むいたか?
ドレンパンとの接触部分にある薄いウレタンテープ。
まことさんが言っていたのはこのテープかな。実際,送風カーブとドレンパンのつなぎ目は隙間が感じられ,こちら側に水が来そうです。ファンからの水滴が送風カーブに付着して垂れると,こちらに流れそうだな。化粧板の最下部もかなり多めにウレタンが入っていたし。
まだ結露水分の処理が完成していなかったんでしょうね。
とりあえずドレンパイプに水が出るまで冷やしたけど滲みもないので良しとします。撤収。
これでたばこのにおいもなくなりました。S様,再びのご利用ありがとうございました。
2012年7月26日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:日記
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