サンヨー,日立,ダイキン上下分割のエアコンクリーニング

サンヨー,日立,ダイキン上下分割のエアコンクリーニング

午前中は伊勢崎市境にお住まいのS様邸にて2台のエアコンクリーニング。紹介2件目のお宅です。

1台目はちょうど同時期の同じメーカーの建築ということで似たエアコン。SAP-GK32J サンヨー2002年製です。Sさんとしては,冷房能力がちょっと足りないと感じていらっしゃるそうです。そうですね,南向きに間口の広い大きなリビングですので4kwが良いかもしれません。

この家で200Vのエアコンが使えるかとか,パソコンのインターネットをワイヤレスで使うこととか雑談しながら洗いました。

そういえば,ワイヤレスにする場合,無線ルーターと子機が必要と言いましたが,いま時のノートパソコンは無線受信機がもともとついているはずです。失礼しました。お詫びして訂正いたします。

もう一つ,今回はマキタの高圧洗浄機を使うことにしていました。ケースを加工して,空気抜きや余剰水が出ても床にこぼれないようにしてあります。しかし・・・吐水に圧をかける段階でノズルから出る水流がすさまじく,水面が盛り上がってバケツから1リットル以上こぼれてしまいました。やはり水圧・水量が多いので今までの方法が通用しないようです。

音も大きいです。弟が外で洗いものをしていながら,工事が入っているみたいだと感じたそうです。

洗浄能力はさすがです。もっとも水流の垂直扇面角度が30度あるので,細かいところを洗おうとするときに当たる面が大きすぎる気がしました。やっぱりこれは業務用エアコンに使った方が良いようです。

とういうわけで,エアコン画像。

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サンヨー製半透明ファンは,劇的に変わります。パーツ洗いは弟にお任せです。

2台目は寝室のエアコンで,大きなベットは設置のまま洗います。十分スペースはあるのですが,高圧洗浄機は心配なのでキョーワのポンプに戻します。

こちらは当時省エネということで選んだ日立2003年製。RAS-2210RX-1

何かいろいろついていそうな大型の室内機です。実際にはプラズマイオン発生機能が付いているだけでしたが,最近の4キロ以上のエアコンと同じくらい容量のある熱交換器が印象的でした。また,シャープや三菱でときどき出会いますが,お客様が内部までメンテナンスできるように化粧板下部が外せるようになっている等のからくりがあります。

それはそうとして,やはり室外機への接続。4本あると,こういう2芯2本ということもあります。1.6ミリを使っていたので扱いやすかったですが,気にいりません。Fケーブルのメモは僕が書き込んでいます。ファンとモーターの接続も,面倒な部分にあります。モーターは取りだしにくいです。以上のような理由で,僕は家庭用壁掛けに日立はお勧めできません。

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クリーニング前後。

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エアコン内部を見てから心配になり,ここ連日の熱帯夜でやむなく使っていたそうですが,今日からは安心してお使いいただけます。

小学校の勉強会から帰ってきた息子さんが,外で作業している弟に「暑いところありがとうございます,アイスとアクエリアスを出しますので帰りにどうぞ」と声をかけてくれたそうです。

作業終了後,バニラのアイスとアクエリアスをごちそうになりました。Sさんのお話では,アイスは息子さんが御馳走したいと決めたんだそうです。ごちそうさま。

熊谷よりも暑いことがある館林,そして時々名前の出る伊勢崎市。キレイになったエアコンで熱中症の心配を減らせればいいですね。S様,ご利用ありがとうございました。


午後の件。

ワンルームに設置されているエアコンを何回かご依頼くださったN様から,自宅のエアコンをクリーニングしてほしいとのご注文。ご自宅は中島町。ちょうど自宅に向かう途中になり好都合です。

対応してくださったんは奥様で,最初から「暑い中すみません・・・」。いえいえ,ご心配なく。

見せていただくと,ダイキンが一時期販売した上下分割のエアコン。F40ETDP-W

これは上の化粧板左右にちょっと押す部分があるので,左右にスペースがほしいのですが,左近接。天井も比較的近い。

取りつける方はそこまで考えないですよね。なんでも,前についていた室内機の跡を隠すように設置してくれたそうです。確かに貼り替えてある壁紙や貫通穴の位置からすると,ここしかないんですね。

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右上は,土牛産業 Clean-DのNさんから再び送っていただいたアクリルミラーを使用中。軽いです。角度調整が自在で適度な締まりがあって固定できます。これは下へのビス2本の位置を確認しています。

富士通の設計と違い,下半分を支えてるのは垂直に貫通している4本のビスと左右の爪,さらに据え付け板への爪です。要するに壁掛けの状態では外しにくい設計です。

たぶん,下部化粧板を外側からドレンパンにビス止めして,化粧板を先行して外せれば違います。この機種は内側からビスを使っています。ダイキンは室内機全体を降ろして洗う思考なんですね。

もっともこのタイプはもうありません。ダイキンはドレンパン一体の設計になりました。エアコンクリーニングの観点からすると,ダイキンもおススメできません。

左下は,失敗の記録。全部組み立ててから試運転でファンから異音。洗ったあと組んだ段階で音がしていたのですが,リニアモーターだから電流が流れないと擦るのだと勝手に解釈して組んでしまったのです。

白いモーターの脇に黒いゴムが見えますが,これが枠にすっぽり収まるまで押し込まないといけないのです。けっこうきついので,わずか浮いていたんですね。ファン奥のカーブに干渉して音が出ていました。

きちんと押し込むとするすると回ります。電流は必要なく浮くんですね。

ということで20分以上ロス。

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洗浄前後は,奥様と3人の娘さんにも見ていただきましたが,特にファンとドレンパンは劇的です。これは外さなきゃキレイにならないと僕は思います。

作業が始まる前まら冷たいものを準備してもらい,終わってからまた一杯,帰り際にペットボトルの飲み物も持たせていただきました。猛暑日でしたので,いつも飲み物があるというのは助かります。

N様,ご利用ありがとうございました。

2012年7月31日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:日記

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