サンヨー,富士通のエアコンクリーニング

サンヨー,富士通のエアコンクリーニング

14日のクリーニング作業中と帰宅後に電話が鳴り,16日の仕事が決まりました。お盆中で需要がないかと思っていたのですが,緊急性などの関係もあり「お盆中でも」ということでご注文。

1台目が渋川市行幸田のN様邸。サンヨーの高級機で,現在水漏れ中。パナソニックの点検を受けて,「クリーニングが必要です」と診断されたそうです。

SAP-SX45N2 2003年製,空気清浄,イオン発生装置付きです。

分解して洗ってくれるところを探していて,当店に行きついたんだそうです。そして高専卒業生だということでした。(すみません。あらためて同窓誌を見たら,僕は昭和62年(1987年)卒でした。1年遅く表記していたので訂正しました。)

サンヨーは分かりやすい設計であることが多いのですが,今回も分かりやすかったです。面白かったのはグリル。フィルターを手入れしたいときに開ける一番手前のパネルです。書いてある通りに外すと,ルーバー(風向き板)と天井面までのフィルターが付属した状態で外れました。

初めてだとびっくりするかもしれませんが,これはいいですね。

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エアコンの外観,そして右側が外したグリルです。ルーバーは左下のように本体側の歯車で駆動するようになっています。

分解できる防水壁に覆われたモーターも外しやすく,3本のビスで止まっています。ファンを納めてからモーターを復元できるので組み付けも簡単。ここを含めて,全体に霧ヶ峰のような設計です。

さて,ブログをご覧になっていたNさんは,サンヨーのファンは白いものと思われていたようで,「うちのエアコンは恐ろしく汚れている」と思ったそうです。今回外してみると,ファンは黒いプラスチックでした。

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エアコン内部も思ったほど汚れてはいませんでした。たぶん,ファンや熱交換器の両端に着いたほこりが結露水を想定外の場所に落とし,それが許容量を超えて水漏れになったと思われます。

冬も暖房に使うそうですので,1年中稼働のエアコン。10年良く働きました。

だいたい2時間で終了。順調です。麦茶2本を頂戴して撤収。N様,ご利用ありがとうございました。


次は高崎に戻って末広町のマンションにお住まいのH様邸。Hさんは妊娠中,ご主人が骨折治療中とのことで,ベッドや大型テレビの移動を含めてお願いしますというご注文。

ですが購入時にサービスで付いていたエアコンで2台とも富士通というお話でしたので,3時間あれば洗えると踏んでいました。

ベッドは大きかったのですが,寄せるとちょうど脚立のスペースが空きました。テレビは60インチぐらい?想定より大きかったのですが,隣の和室に退避。

テレビの移動の場合は,HDDやDVDとの配線,電源コンセントを外せると楽です。最近はコンセントを抜いても設定は温存されるので,「外していいですよ」と言っていただけると助かります。もちろん写真やメモを使って配線は復元いたします。


今回のエアコンクリーニングで,富士通に失望しました。この機種です。

AS-E228H 富士通2008年製。

まず,ルーバーが外しにくい。これは意図があると思います。外しにくくても化粧板を外す前に2枚とも外しておく必要があると思います。2枚のうちどっちが上か分かるようにしておくと良いです。

ルーバーを復元する時,角度がそろわなかったり,ぴったり閉まらなかったりすると困りますね。今回は僕の外し方がまずかったので,この部分だけで30分かかりました。(まずここで泣きを入れます)。

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さて,化粧板フルカバーが外しにくいのを克服できれば,分解洗浄に一番適したエアコンで,僕の推薦メーカーだった富士通。(ノクリアは除く)

今年買った我が家のエアコンもこの外観。化粧板には室外機へのFケーブル配線部に隠しねじ。この辺から雲行きが怪しくなります。富士通でいままでにない不親切な設計。

基盤は先に外す必要があります。基盤には,何かよくわからないブラックボックスがつないであり,別途モーター防水壁にビス止めしてあります。ドレンパンにモーターと歯車のアッセンブリがビス止めされていますので,これも外す必要があります。ビス2本を外すとバラバラと分解して焦ります。この後付けのばらばらな設計はシャープみたいです。

ドレンパイプは壁側からホースの斜め上にビス止め。斜め下なら分かりますが。だいたいビスなんていらないんです。

モーターを内蔵した防水壁からファンとドレンパンが一体で降ろせるのはいままでの富士通ですが,ビスの数が増えました。基盤部分で複雑になり,ドレンパン固定のビスも増えて,設計が退化したのを感じます。

研究会で話題になったファン固定のビスも,この型かもしれません。いままでと違い,軸が浮きやすくなっていて,この状態でドライバを回すとなめそうです。なめることを想定しているのか,トルクを増したからなのか,パナソニックみたいなマイナスで外せる溝が付いています。

2.2キロのスタンダード機にこんな手のかかる機種は許せません。

富士通のこれに類似する機種は推薦できません。(外観で判断してください)。


2台目は同じ2008年製でしたが,大好きな富士通の設計でした。「やっぱこれだねー」という感じです。型式はAS-E408H

このすぐれた設計を継承し,研ぎ澄ましてくださるよう願っております。

基盤はルーバー用,ファン用のモーターを内蔵したボックスの設計で,ドレンパンと一緒に降ろしてから外せます。ドレンパイプ固定にビスを使っていますが,斜め下なのでドライバが挿しやすいです。ファン固定ビスも簡単に緩みます。

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フィルターは初めてのお掃除です。Hさんはここをお掃除するって知らなかったみたいです。どんなに汚れていても,壁側のドレンまで降ろして洗える富士通なら,ほぼ完全にリセットできます。

1台目でつまずいたのが影響して4時間。長い時間お待たせしました。

さて,楽々動いておられましたがHさんのおなかは相当大きいです。月末が予定日とのこと。赤ちゃんのお風呂デビューの前に浴室のクリーニングも考えていらっしゃるそうです。

H様,ご利用ありがとうございました。安産を願っております。

2012年8月17日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:思い, 日記

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