午前,午後とも床洗浄
午前中は前橋市六供町にて,歯科クリニックの床洗浄です。1月に剥離洗浄でスタートした定期清掃です。5月に入った時は,いくらか床表面が荒れた気がしたので,4カ月定期を1ケ月早めてもらいました。
今回はまだ床が汚れたとか傷が入ったという印象がなく,予防的メンテナンスになりました。この状態なら「あそこの床はいつもきれいね」ということになります。
歯医者さんの床は,移動できない機材が多く,全く歩かれない床面があります。毎回全体にワックスを塗っていくと,ビルドアップして黄変し,艶があるけど汚らしい床になっていきます。
ワックスを塗らなくても磨いて光沢をあげられればと思って,オーブテックのドライ対応のワックスを使っています。しかし,先回パッドで表面が削れる現象が出ました。上の写真2枚はその部分です。
今回は白パッドで洗ってワックスを塗ったのですが,かすれが消えません。一度削り直す必要があります。
先回は乾燥時間が足りなかったのかと思いましたが,今回は塗っていない場所でも試して同じ現象が出ました。この微妙な凹凸のあるリノリウムがコットンバーニッシュパッドと相性が悪いのかもしれません。
下はレントゲン室のドアが擦っていました。普通のドアなら兆番の調整ぐらいできそうですが(一番下の兆番に厚紙を挟む程度),鉛を使っている放射線バリヤーの効いたドアは重くてとてもじゃないけど扱えません。これは工務店に頼んでくださいね。
さてこの床は,コットンパッドが使えないのか,ドライ管理ができないのか,今後もベストを模索します。いつもせっかくの休みの日にお付き合い下さるF先生,今後ともよろしくお願いいたします。
午後は20坪ほどの調剤薬局で,調剤室と休憩室とトイレがリノリウム,待ち合い室がPタイルです。今月初めに洗浄機材持参で伺ったら,汚れを塗り込んだワックスでとても手に負えないので延期しました。
なんでもレンタルマットの会社で床管理もしてくれるとのことで年2回ワックスを塗っていたそうです。
悪夢を見るような最悪のワックス塗りです。
洗浄していないと思える床にワックスが塗ってあり,掃除機をかけなかったのか,はたまた使いまわしのモップを使ったのか,巾木に近い部分にはすべてホコリとゴミを抱き込んでいます。
調剤室やカウンター内まで全部剥離すると長時間必要なので,今回は待ち合い室とトイレの剥離洗浄。剥離の鬼を使いましたが,塗った途端溶解するスムーズな剥離でした。
入り口自動ドア付近からの画像。
右下がワックス塗布後(下地剤+ワックス)ですが,もう少し艶がほしい感じですね。Pタイルの表面処理によって仕上がりは様々です。来年初めに予定している定期洗浄でもう少し光沢が出るでしょう。
雨の日にお客さん(患者さん?)が滑るそうなので,表面のエンボスが効いているこのぐらいの方がいいのかもしれないのですが。
さて,クリーニング後,この自動ドア付近でPタイルが浮いてしまったそうです。もし当店で部分補修することになったらまたご紹介いたします。
I様,今後ともよろしくお願いいたします。
2012年8月30日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:日記
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