サンヨー,ダイキンのエアコンクリーニング

サンヨー,ダイキンのエアコンクリーニング

2度浴室のクリーニングをご注文いただいている島野町E様邸。今回はエアコン3台のクリーニングのご注文です。

3台ともかなりカビが出ていました。サンヨーの方は動作不良が出て,メーカー修理を頼んだそうです。センサーの先を磨いたら動くようになったとおっしゃっていました。それでも,キッチンダイニングに設置のエアコンは左側半分の風が弱いとのこと。確かに手の平で感じる風圧が左右で違います。

それぞれのエアコンの下に置いてあるものがあり,移動してクリーニングでした。

送風口にこんなカビが見えたら,お掃除が必要です。

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これが一台目のサンヨー。SAP-S36P 2004年製。正面グリルが,天井側からルーバーまで一緒に外れてくるタイプです。左右の風向き板はドレンパンに爪で固定されていて,簡単に脱着できます。分解しやすい作りですが,難点は組み立て時のドレンホースのビス。ルーバーモーターが付いた状態だとかなり難儀します。

分解が済んでしまえば,思いっきり洗えます。左右の水路などもカビていますので,やっぱり基盤もモーターも無いというのが楽です。

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熱交換器は意外に汚れていません。

2台目はダイキン。シンプルに見える外観ですが,上下2枚,左右ルーバーがモーター駆動の設計です。形式はAN36HPSK-W 2007年製。

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右上はドレンホースのビスについて撮ってみました。フルカバー化粧板を外すと,このあたりは手が入りやすいので,ホースの下に当たる位置はドライバが使いやすいです。この位置のビスなら許せます。(そう思ってビスを外したけど,ドレンパンが外れないので意味がなかったことに気が付いたのはもっと後のことでした)。

ついでに言えば,かなり防水しているので大丈夫とは思いますが,左右のルーバーモーターはドレンパンの下に付いています。固定はビスと爪です。がんばれば外せます。

それより問題は熱交換器左側の乳白色プラスチックで,なんであんなにしっかり爪で固定しているのか理解に苦しみます。それから,モーター軸からファンを抜くのも差し込むのも難儀しました。錆はありませんでした。何でだろう。


最後は一番汚れていると奥様がおっしゃっていたキッチンダイニングのサンヨー。SAP-S45P2 2004年製。左半分の送風機能が落ちているとのこと。

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ファンが埋まるほどではありませんが,このカビをまとったホコリが風をつくれなくしているんですね。

組み立て後はきちんと左右同じように風圧を感じるようになりました。臭いのないさわやかな風が出ます。

3台で9時から15時の実働5時間。家具の移動や狭い作業空間,それぞれの部屋へ外から機材を持ち込む必要があったことなどを考えると優秀だと思います。今日も汗びっしょりでしたが,思った通りガンガン洗えたので気持ちは明るいです。

E様,ご用命ありがとうございました。

2012年9月 5日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:日記

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