修理に匹敵するエアコンクリーニング

修理に匹敵するエアコンクリーニング

今日は午前中,3年ほど前に頼んでくださったお客様からのリピートオーダーで,浴室+トイレを半日オーダーメイドで仕上げてきました。

3年前のときは,約4時間かかってやりました。今回は3時間でコーキング打ち直しまでいけました。お客様がカビを気にしていらした窓の周りと床の一部です。弟はついでに洗面台ボウルとシャワーヘッドも洗ったとのこと。スキルアップを,仕上げの向上や,付加サービスに回せるなら,値引きしなくてもリピートオーダーのお客様にお礼ができると考えています。

午後は,昨日の営業時間終了すれすれに入った注文で,エアコンクリーニング2台です。その注文は,「本当ですか?」と聞きたくなるような内容です。

「エアコンが冷えないので,メーカーに何度か修理してもらったのですが,今回は温度センサー部分の基板交換をして,後はクリーニングが必要だと言われたんです。そしてメーカーでやると6万円かかるって言うんで・・・」

まずはクリーニングで冷えないエアコンが冷えるようになるのかという疑問。さらにエアコンクリーニング1台で6万円もかかるの?という疑問。

お訪ねしたところ,メーカーはダイキンでした。ダイキンは熱交換器を取り外して!裏側を含めて洗うらしく,確かに値段は張るでしょうが6万円はどうかと正直思います。

前面に基板があり,配線復元に手のかかる機種でしたが,幸いなことにドレンパンが独立していて外せます。外してびっくり。シロッコファンがほぼ綿ぼこりで詰まっています。これはファンではなく円筒です。(失礼)

たしかにこれだと風量がでないので,熱交換器は冷え冷えになり,センサーは十分冷えていると判断して能力を落とす,部屋は冷えないということになるでしょうね。

クリーニング前後です。クリーニング前はもうちょっと近づけばよかったですね。これだとホコリで詰まった印象が伝わりませんね。

fan090730.jpg

キッチンにつながるリビングルームだったので,炭酸塩を加えたピアで洗いました。シロッコファンを洗っているときに落ちる黒い塊を見てご主人がびっくりされていました。

こちらは洗剤を10リットルほど差し込んだときの排水です。

haisui090731.JPG

 

組み立て終わり,ファンが回り始めると,「懐かしい音だ,前はこういう音だったんですよね。」と感激の面持ちのご主人。たしかにクリーニング前の試運転時とは風圧が違います。

2台目をクリーニングしていると,わざわざ「よく冷えていますよ」と言いに来てくれました。今日はいきなり真夏日という感じの暑い日でしたから,エアコンの冷房機能が十分働いていることが分かります。

これを読んで,冷えないエアコンがクリーニングで冷えるようになると考えられてしまうと困ります。冷えないエアコンの大抵の原因はガス不足です。ガスが不足すると,室外機にはいる部分の銅の配管が霜で真っ白になります。ガスが十分ある場合は,室外機のファンが回っていて,配管に露がつきます。

メーカーで「クリーニングで直ります」と言われたら,どうぞ当店にご連絡ください。ドレンパンを外す丁寧なクリーニングを良心的な値段で提供します。

当店の公開中サイトは

エアコンクリーニング高崎

群馬県高崎市のハウスクリーニング専門店

群馬県高崎市のハウスクリーニング専門店リニューアル中

 

2009年7月30日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:日記

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