ワックス塗りがうまくいかない

ワックス塗りがうまくいかない

定期清掃をさせていただいている歯科クリニックの床で,去年末に発生したのと同じ症状が出ました。2回目に塗ったワックスで1回目の表面が荒れるらしく,塗り筋が出るんです。明るい色合いのリノリウムですから目立ちにくいはずですが,斜めの角度で見るとはっきり分かります。

去年末のケースはマンションのフィルム系フローリングに塗ったベーシックコートでした。今回はリノリウムに塗ったオーブテックの多用途ワックス。かなり強力に暖房してもらっていたので温度の問題もないし,今まで同じことをしていたのに出なかった症状。

当店はワックスの膜厚コントロールを重視しています。この床の場合は,先回ハイブリットクリーナー・白パッドの組み合わせで洗浄しました。思ったほど削れなかったので,今回はオールパーパス・SPPパッドで洗いました。洗浄仕上がりはかなりマットな状態です。SPPにしたのは強アルカリのハイブリットを使わないで洗えればという趣旨です。

ワックス1回目はモップが重く,ある程度床に吸われている気がしました。それでもいい感じの光沢になりました。重歩行部分は2回目を塗ります。モップは軽くなり,いい感じで乗った気がしたのですが,乾くと塗り筋が出てきます。

画像は診察室の一番使われる部分と,通し通路で,洗いあがりとワックス2回目の組み合わせです。

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塗り筋が写真には写りません。フラッシュモップが通った跡が通路真中にはっきり出ていたのに。
美観重視で3カ月ごとに入らせてもらっているのに,洗浄前よりも艶の引けた場所が出てしまいました。申し訳ないです。

洗剤とパッドで膜厚コントロールすることにしたこともあり,ワックスを変えようと思います。それにしても原因は一体何だろう。


午後はエアコンクリーニング一台。玉村町下之宮のS様。かなり内部が汚れているらしい,白い紙を置くと黒いものが飛ぶことがあるとのこと。ファンに汚れがたまっている症状です。

SAP-G45RKS2,サンヨー2005年製。とても良い設計でした。サンヨー製品って洗濯機なんかもそうですが分かりやすいシンプルな設計なんです。充電できる電池もサンヨーでしたよね。カーナビのゴリラもサンヨーだったし。なんでうまくいかなかったんでしょうね。

今回良かったのはファンモーターの取り付け方法。霧ヶ峰などでも使われている手法で,モーターを外せるプラパーツで防水していて,ビスを外せばゴロンと外せるし,取り付け時はビスがなくてもある程度保持するようになっていて安心。ファンが抜きやすいのは良いことです。日立とは言いませんが(笑,サービスマンでも困るだろうなあという取り付け方法はやめてほしいです。

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取り外したファンはかなり付着物がありました。お湯をもらいに行ったときはすでに外に出してしまったので,Sさんにはデジカメでご覧いただきましたが,こんな感じでした。

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おススメしている冬のエアコンクリーニング。ドレンパンは夏ならヌルヌルの水がたまっている状態です。室内も夏ならサウナになります。いいです。冷房オフシーズンのエアコンクリーニング。

だいたい予定通り2時間で終了。Sさんが「浴室も見てもらえますか?」とおっしゃるので下見します。真っ白です。玉村町の浴室はたぶんどこのご家庭でもこの症状でお悩みと思います。

3月に入ってから浴室のクリーニングもご注文いただきました。お茶をいただいて撤収。「冷たいもので」とおっしゃいましたが,おいしかったです。S様,このたびはご用命ありがとうございました。

2013年2月21日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:日記

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