入居前のハウスクリーニング

入居前のハウスクリーニング

場所は藤岡市。目の前に田んぼや雑木林の広がるのどかな場所で,大きな一戸建てを借りてお住まいになるということでハウスクリーニングの見積もりの依頼がありました。

だいたい予算が決まっていて,主に水周りとエアコン1台,床のワックスがけをということでしたので,当店の1日オーダーメイド×2と半日オーダーメイドの2日半いただくことにしました。土日休業ですので,木・金曜日の1日作業と,翌月曜日の半日ということにさせていただきました。

弟が浴室と脱衣所の洗面台に入ります。

karan100611.jpg

左が銀酸を塗っているところ。右がクリーニング後にふき上げたところです。

ところで,浴槽はABS樹脂ですが,お見積もりの段階から水位下にかけて強アルカリで洗われた様な症状です。本来均一な象牙色のはずですが,繊維の模様が見えます。市販の洗剤ではここまで行かないと思うんだけどな?。もっとも水位から下なので,いつもお湯を抜かないままにしていて,なにか洗浄剤を使ったのでしょうか。鏡の下部も相当の擦り傷が入っています。

変色や傷はクリーニング後に目立つことがあるので,じっくり見ておき,事前に確認しておくといいですね。

実際浴室はカランの水あか以外はとてもきれいでした。床にちょっと取りきれない汚れがある程度。

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ドアも外して,普段は隠れているところからも汚れをかき出してきれいにしました。

さらに洗面台も磨きます。ホーローです。

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このオーバーフローの排水口も強酸使用された跡ではないかと思ってしまいます。

さて僕のほうは,シャワートイレの分解と洗剤塗布のあと,レンジフードとガスレンジに丸1日を費やしました。

hood100611.jpg

見るからに塗装がはげそうなフードです。

手元灯の付き方は分解向きでなかったので,換気扇本体に付いたまま洗いました。今回はすべてニューピアで洗いました。温水5リットルに大さじ山盛り5杯ぐらい使いましたが,比較的短時間で油がやわらかくなり,塗装の傷みも最小限ですみました。

紙フィルターの装着されていたアルミフィルターは,さすがのニューピアでも塗装がはがれました。ラッカースプレーで黒塗装し,紙フィルターをサービス。紙をはがしたら剥げ剥げじゃ気分がよくないですからね。

意外に時間を使ったのが,ガスレンジ。五徳は意外に焦げが取りやすかったのですが,天板のテフロン塗装が曲者でした。

銀ちゃんからもらったファイナルウェポンを原液で使用するも,層が厚くて浸透せず。しかし確実に溶かしています。ソフトスクレーパーでケレンしては洗剤塗布,水を流しながらケレンの繰り返し。最終的には流水ガリガリ君の登場でした。バーナートップもなかなか色が戻らず繰り返し。

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ガスレンジのトッププレートは,ガラスかホーローがいいと思いますね。

というわけでトイレに朝塗った洗剤はそのままで,帰ってきました。

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次の日は弟がほとんど使われていなかった2階のトイレ。僕が分解済みのシャワートイレからです。

一度撮っておきたかったノズル部分の比較写真。

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リン酸系の洗剤を塗っただけで,ガーデニングの刷毛,歯ブラシ,ちょっと竹串で汚れは取れました。ガーデニング用刷毛はリンスをするときも水含みが良いので使えますね。

陶器部分には強酸を塗っておいたので,よく流してからベストベットを使って軽く擦り洗いするとあっという間に復元します。もちろん乾いています。

toilet-bowl100611.JPG

このふちの部分を下からも撮ったのですが,何のことやら分かりにくいので没。当然ですが裏までぴかぴかです。

昼休みに,趣味とサービスをかねてシンクを磨きます。

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午後は床に入ります。優先順位としては下位でしたが,全部できると見込んでベランダの床から始めました。

veranda100611.jpg

洗剤もポリッシャーもいらなかったかも。ちょっと大げさだったか。

1階は無垢集成材のフローリングとフロア材にポリッシャーがけ。新築時にワックスが塗ってあるので,機械洗浄にしました。

さすがに無垢材の床にワックスを塗ると,渋い光沢で高級感が出ます。せっかくですので2階のフロア材にもワックスを塗りました。

あとはシャープのエアコンとそのほかのサービス作業です。

今日は久しぶりの雨で,梅雨入りしたかもというお天気。

エアコンはかなり汚れています。グリルをあけて,ルーバーを開いた写真の比較。

view100614.jpg

化粧板を外した状態の比較。

fan100614.jpg

ところで,いままでこのファンをシロッコファンと呼んでしましたが,形状的にクロスフローファンというのが正しいことが分かりました。今後はクロスフローファン,ないしファンと呼ぶことにします。

ファンが付いています。ねじを抜いてもモーター軸からファンが抜けなかったのです。モーターも取り出せず,この状態で洗浄しました。

外したパーツもこの通り。

parts100614.jpg

パーツを洗い終わった弟は,3枚スライドの玄関サッシとその上の欄間窓を洗っています。僕もキッチンの三角出窓とシンク正面の出窓を洗います。

それほど大きな変化はないのですが,一般の方がこの作業をするとしたら結構面倒だろうと思います。最後に玄関タイルと犬走りを洗って完了。

オーダーメイドは時間でいただいていますので,時間が残ればちょっと違う場所まできれいになりますよ。

これからお引越し作業もあり大変だと思いますが,奥様もお体に気をつけて。Tさま,ご利用ありがとうございました。

 

当店の公開中サイトは

エアコンクリーニング高崎

群馬県高崎市のハウスクリーニング専門店

群馬県高崎市のハウスクリーニング専門店リニューアル中

 

2010年6月14日|コメント (2)トラックバック (0)

カテゴリー:日記

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コメント (2)

ワタシも最近確認しました。クロスフローファン。
ファンは形状によって役割が異なりますね。
壁掛けのファンをシロッコと呼んでいました。
メーカーも部品発注の時「シロッコ」扱いでした。

正しく「クロスフローファン」で行きたいと思います。

会長さまの、ビフォーアフター写真に完敗・・・乾杯デス!

投稿者:ドサ健 |2010年6月15日 17:10

ドサ健さんのコメントで気付かされました。そうか,天井埋め込みや天釣りのファンはシロッコですね。家庭用天井埋め込みの場合はクロスフローもありますね。

会長さまはやめてください。ryoでお願いします。ビフォーアフターはわかりやすく印象的な比較になるように心がけているのでおほめにあずかりうれしいです。もっと背景がぼけるようになるとかっこ良くなるのかもしれません。NIKONクールピクスのごついカメラで撮っています。

投稿者:ryo Author Profile Page|2010年6月16日 06:47

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