Sylphideの洗い方と換気扇交換とエアコン取り付け

Sylphideの洗い方と換気扇交換とエアコン取り付け

今借りている家に3台エアコンが設置されていました。2台はあまりにも古いので大家さんに撤去してもらいました。配管を室外に出た部分で切ったのですが,銅管を保護する目的と思われるワイヤの巻きつけがあり,簡単に切れませんでした。昔の機械は長持ちするように作ってある気がします。

残した1台は型式AS255PDC,富士通1996年製Sylphide(シルフィード)です。このシリーズにもいくつかのバージョンがあるのですが,感じとしては基盤を外し,下の方から外していくと最後にドレンパンに乗ったファンとモーターが降りてきます。

ファンを外してメンテナンスできるように設計されている富士通エアコンの設計思想はここから始まっています。

洗って良かったです。送風口やファン,そして熱交換器も比較的きれいだったのですが,何しろ化粧板が油まみれでした。正面を拭いてあったので気がつかなかったんです。そして,壁の塗り直しの時の残骸が多数フィルター上に残っていました。京壁です。

2枚の細いルーバーと,もう一枚最下段に取り付けれれている断面形状がおむすび型のルーバーがあり,この3枚目の造りがちょっと面倒です。モーターが外しにくいし,ばね細工の復元が難しい。写真を撮っておくと良いです。

120425-aircon1.jpg

ルーバーモーターの配線はドレンの隙間をくぐっているので外せません。モーターのみ外します。でもこうして濡らせないものをすっかり外せれば,気持ちよく洗えます。

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天気が良かったので,熱交換器を洗う間に良く天日乾燥できました。ああさっぱりした。



さて,先日のお客様のご依頼で,浴室換気扇を交換することになっていました。午前中入荷したとのことで,三星ホームサービスの三星さんに取り付け工事をお願いしました。

通常下見してから注文・発注・取り付け工事となりますが,採寸しておいたので1回で決めます。枠サイズが170ミリ,ダクトパイプ径が100ミリ,スイッチはタイマー付きですが電源は通常のAC。交換可能な機種が複数ヒットします。その中で今回選んだのは,

VD-10Z9

もっと安いのがあるのですが,金属製で低騒音,省エネタイプということで人気のこの機種に決定。

浴室はいい場所に点検口がありました。ちょうど配線の通り道に入れます。古い方を外してみると,Fケーブル配線ではなく,換気扇内部から出た3本のより線がつながっていました。壁スイッチからはFケーブルが出ているのですが,手の届かない場所で換気扇からのより線と接続されているわけです。

今度の三菱換気扇は,Fケーブルを差し込む設計です。

僕がやったらここで立ち往生でした。そこはさすがベテラン。三星さんはFケーブルを15センチほど切ってきて,圧着端子で接続します。アースラインにはリングを圧着。これでしっかり配線できる状況になりました。

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新しい換気扇本体を差し込み,ダクトをアルミテープで接続。末端をFケーブルに加工した配線を天井側から入れ,端子にグイッと差し込めば出来上がりです。アースもねじで留めて万全。

今までの換気扇に比べて頑丈そうでしょう? 浴室換気は重要ですので,ちょっと高くても良い作りのものを選んだほうがお得だと思います。

だいたい1時間で交換工事終了。



三星さんには,我が家のエアコン取り付け工事もお願いしていました。またまた富士通AS-A28W。断熱材が入っていない木造南向き8畳で使うので,余裕のある能力を選びました。午前中洗ったシルフィードの隣の部屋に取り付けます。

今度こそ,僕の目指す取り付け方法です。

室内は京壁ですので,金属据え付け板の前に9ミリ厚の合板を貼ってもらいます。今回は右下貫通ですので,合板は据え付け板に合わせて右下角を回し引きでキレイにカット。

これで,壁を濡らさずにガンガン洗える状態になったと思います。側面からみると,エアコン室内機はちょっと浮いていますが気にならない程度だと思います。富士通の場合,化粧板がフルカバーなので,この程度の余裕は外すときに有効です。壁を傷つけずにすみます。

というわけで左右からの撮影。

120425-aircon3.jpg

母屋に取り付けた2.2キロのエアコンには,リモコンホルダーが付いてきたのですが,28Wにはありません。なぜだろう。

ともあれ2.8キロでも平均500Wで使えるのはありがたいです。このエアコンと隣の部屋のシルフィードを2台回せば,16坪程度の離れは全部冷やせるかも。

2012年4月26日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:日記

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