ステンレスに付着した水あか
本日の実験。群馬の某玉村町付近で利用されたコーヒーポット。内外にカルシウム系の水あかが生長しています。水あかは案外もろいのでケレンするという手段もありますが,仕上がりを考えると酸で溶かしたい。
リン酸系洗剤でゆっくり漬け置きも一つの手ですが,カルシウム系水あかに効くのはやはり塩酸でしょうと考えて,恵比寿薬品スーパークレンザー(塩酸10%未満+界面活性剤)をチョイス。
変色が心配ですから,手元に散水ヘッドを用意してたらいにためた塩酸に漬けます。固めのブラシを用意し,漬けながらブラッシングします。やはり塩酸の効果は高く,不思議なくらい水あかが取れていきます。
予想に反して,というか僕の思い違いなのか,10分ぐらい洗っていても変色しません。というより反射の感じが変わってより輝いている気がします。全体が洗剤で濡れていて乾かなければ変色は起きないのでしょうか。
用意したブラシはお粗末なものでしたので,ベストベットと陶器用ナイロンを使って最後に残った水あかを磨きました。この段階でかなりこすり傷が入ります。
塩酸とブラシで根気良く仕上げれば,鏡面のステンレスのまま仕上がったかもしれません。
白い水あかには塩酸とブラシ。目視しながら作業すればステンレスも怖くない。今日の報告。
やはり専用コーヒーポットはドリップで使いやすいですね。これは捨てずに使いましょう。(笑
2010年10月20日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:洗剤
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