自分でエアコンクリーニング
することは,はっきりいってお勧めできません。
何が問題かというと,洗浄後のすすぎです。
エアコン洗浄スプレーは,液性が中性なのでアルミフィンや,プラスチック素材をいためる心配がありません。スプレー後,最悪の場合,洗い流さなくてもいいのです。
スプレーの説明には大抵,洗浄した後,冷房で運転するように書いてあると思います。冷房運転により,熱交換器に結露する水で洗浄成分を流そうという考えです。
想像してみてください。冬の窓ガラスに結露した水がサッシレール部分に落ちます。その水分でガラスの汚れが流れますか。その水分でレールのホコリや砂が流れますか。
エアコンスプレー洗浄のすすぎは,そのような想定なのです。
エアコンクリーニングの場合,すすぎに10リットルとか15リットルの水を使います。しかも35キロとかの高圧です。こうして洗剤で浮いた汚れを洗い流し,洗剤成分を流しきるのです。
大抵スプレーをしたエアコンのシロッコファンは尋常でないホコリを付着させています。さらにひどいケースは,ドレンパンに水分がゼリーのようになっています。さらにひどいケースは,ホコリやごみの塊が,ドレンパンからホースのつなぎ目の辺りで固まりになり排水を妨げています。
これは,わたしの意見ですが,お客様の目線で書かれたブログ記事もあります。
http://blogs.yahoo.co.jp/lovelove_marimari/43603077.html
1万円以上かかるエアコンクリーニングですが,作業をみれば決して高い料金ではないことが分かると思います。
「洗剤は,どんなものを使うのですか? ドレンパンをはずして洗ってもらえますか?」。
答え1 ピア(ヤシ油由来),オーブテックの洗剤,ケイ酸ナトリウム系
答え2 ドレンパンはもちろんはずします。(構造的にはずせない機種もあります。)
というのが,いい感じの答えかな。
2009年4月 3日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:思い
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