現時点でおススメのエアコン
僕はハウスクリーニング専門店として,「洗いやすい」エアコンを推薦しています。
「お掃除機能付き」の高価なエアコンでも,1年使えば相当汚れています。そしてお掃除しているのは,フィルターですから,中の熱交換器やシロッコファンは手付かずです。「うちのはお掃除機能つきだから」と安心していると,スタンダードタイプでも毎月自分でフィルターを洗っているエアコンのほうが快適(健康的)に使えることになります。
これから技術が進歩してどうなるか分かりませんから,「現時点で」と断わりを入れて書きます。
富士通のスタンダードタイプがおススメです。
なぜかというと,比較的簡単に全分解でき,通常手が届かない後側のドレンパンをキッチリ洗えるからです。
今回のモデルはAS-E22Rでした。
外観と,分解後の画像はこの通りです。
見事に熱交換器だけになっています。銀ちゃん*はこの裏側(本体の背側とか熱交換器を支えている後ろの金属製板の裏側!)も洗いたいそうですが,僕はそこまで考えておりません。
*銀ちゃん:コヅカ美掃代表 狐塚光広さん
話がそれましたが,このように熱交換器だけになると,水でもお湯でも洗剤でも全く心配なく高圧で当てられますので,当然施工者側が望むとおりにキレイにできます。また,逆V字の熱交換器に内側から水流を当てることもできますから,ホコリやカビを効果的に流すこともできるのです。
ここまでの分解なので大変な作業だと思われるかも知れませんが,分解の難度は高くありません。何しろ電装とシロッコファンと背面まで一体型のバケットタイプのドレンパンが丸ごと外れます。電装やシロッコファンの取り外しは,下に下ろしてからで良いのです。
この辺はやってみないと言葉では説明しにくいです。ただ,ある程度の経験者であれば難しくないと思うのです。分解したパーツとねじの種類をまとめてみました。
ねじはほとんどが同じ長さ・ピッチです。僕は外した順に並べています。電装も3つ程のねじでドレンパンとつながっていますので,下ろした後に落ち着いて外せます。
左の写真にドレンパンにシロッコファンが置かれて写っていますが,この全てを手で触りながら洗えるのはすばらしいことです。
さて富士通のスタンダードタイプのエアコンのリモコンはシンプルです。ふたが開いて別のボタンがあるなんていうしゃれはありません。そして内部クリーンというボタンがあり,勝手に内部乾燥のうえタイマーでオフされます。冷房で使い続けて締めに「内部クリーン」ボタンを押せばお手入れ完了です。
もっとも,手前のグリルをあけて中にあるフィルターをこまめに洗うことを怠ってはいけません。それだけやっておけば2,3年は気持ちよく使えるでしょう。そうしたら当店にエアコンクリーニングをご依頼ください。全て取り外してリセットします。新品に限りなく近づけますw
当店の公開中サイトは
2009年9月 1日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:思い
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