真央ちゃん,銀メダルおめでとう
芸術や表現に点をつけるという行為自体に難を感じておりますが,やはり自国の選手が世界一の評価を受けてほしいと感じるものであります。
これは,他の子がどうかということではなく,自分の子に頑張ってほしいという親の気持ちに似たもので,毎日何時間も練習する真央ちゃんが高く評価されてほしいだけなのです。
フリーのキム・ヨナ選手の得点を見て,真央ちゃんを応援する立場でも,「今回は難しい」と思いました。
そしてそのテレビでも伝わる異常な熱気の中で始まった演技。
僕の家では,選曲に問題があったと分析しています。
今日のFM群馬で,真央ちゃんの素晴らしさは「見る人を幸せにする演技」というコメントがありましたが,確かにその通りで,そのキャラクターを生かすには,ファンタジーや明るさを感じる曲が必要です。
ラフマニノフは素晴らしい作曲家ですが,今回のテーマは暗すぎます。妻は,「スケートの刃が氷から離れない感じ」と言いましたが,確かにそんな感じがします。曲には,大多数の人に想起させるイメージがあります。なぜこんな曲を選び,だれも異議を唱えなかったのか?
氷から離れない感じでもいいんです。「誰も寝てはならぬ」の盛り上がりは離れません。そこでイナバウアーなんです。
でもずっと離れなければ,のびのびジャンプできないでしょ!!
というわけで,技術点の評価,構成等でヨナ選手は世界一であることを感服しつつ認めるものではありますが,北アメリカの開催地であったことを考えると,ディズニーのファンタジックな曲あるいは,後半明るい曲想になるテーマで演技させれば,真央選手がさらに高い評価を受けたであろうことを,ここに申し述べさせていただきます。
2010年2月26日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:思い
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