水道栓の交換
1日オーダーメイドでご依頼いただいたお客様のお宅で,クリーニング後に洗濯機用の水栓周りから水滴が落ちるようになったとのご指摘がありました。
洗濯パンを洗うために,洗濯機を引き出した際に,水栓本体にもいくらか負担があったのでしょう。パッキンを2箇所交換してみましたが,やはりゆっくりと滴ができます。水道栓本体の交換を提案しました。
専用工具で水道栓を回そうとすると,かなり強い抵抗。配管が壊れる可能性もあるので,やめようかと考えましたが,もう一度力を入れると回りました。
ところが,見慣れないパーツがついてきました。奥まった配管への延長部品のようです。お客様に説明して,ホームセンターに買出しに行きましたが,スタッフに聞いても無いとのこと。
すごすごと帰る道に塩ビ管の並んだお店を発見。「この部品は扱っていますか?」と聞くと奥さんが「持ち出しソケットの20ミリね」とか言いながら持ってきてくれました。147円。
それを取り付けた写真がこちら。上が新品で,真鍮色の部分が持ち出しソケット。
ところが,もうひとつ問題がありました。これを取り付ける配管が固定されていないので,押し付けると逃げるのです。逃げるものにねじ入れようとするのは,暖簾に腕押し?の状態。
よく見ると水道栓の上に穴がありました。長いドライバを差し込むと,配管を動かせます。これで手前に持ってくるんだな。
ドライバで配管を手前に押し出すようにして,水道栓をねじ込みました。ねじがかんでくれたときはほっとしました。
今の自分には無理かなと思えるときでも,あきらめないと道が開けることが多いです。何とかしようと思うと,人間はひらめきや工夫が湧くものなんですね。
落とせない汚れのことも,課題にしておけばいつか落とせるようになるのだと思っています。群馬県高崎市のハウスクリーニング専門店
2009年5月14日|コメント (0)|トラックバック (0)
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