窓ガラスのお手入れにプラセーヌ
比較的手に入りやすい製品で効果的な日常管理ができると分かれば,それは大変役立つ情報だと思います。
もっとも,「これは簡単」とか「これは劇的」と感じる度合いが人それぞれなので,僕がものすごく簡単で劇的な効果があると宣伝しても,必ずしも試したあなたがそう感じると保障はできません。
・・・とお断りした上で,?幼いお子さんがいて,?窓ガラスの内側がべたべた汚れで困るというケースに役立つと思われるおそうじ方法をご紹介します。
こういうケースでガラス用スプレーを使うと,ぎらぎらしたまだらができてしまい,すっきりしません。もしスプレーとタオルというスタイルがよければ,最近目に付くアルコールスプレーを乾いたタオルに吹いて,そのタオルを使ってガラスを拭くといい感じです。アルコールが乾くまでタイムラグがありますが,かなり効果的です。水ぶき→からぶきとか,市販のスポンジ&スクイジーの使用は面倒です。
さらに便利だと僕が感じているのは,洗車で使う合成セーム皮です。このあたりははっきりさせたほうがいいと思うので,あえて書かせていただきます。カーショップのオリジナルの安いものとかではなく,「アイオンのプラセーヌ」をご利用ください。小さいもので1枚400円ぐらい,大きいものは1000円ぐらいします。安物は買って使って後悔し,結局無駄遣いになります。
プラセーヌが使いにくいと感じるのは,乾かしてしまったときで,本来セーム皮はぬらしたまま保管するものです。もし乾いてしまったら,しばらく水に浸しておくか,温水に入れればすぐ使えます。
前置きが長くなりましたが,ガラスの内側をべたべた触られて気持ちが悪いとき,固く絞ったプラスーヌでごしごし擦り拭きすれば,あら不思議,からぶきしなくてもほとんどきれいになってしまいます。
このとき使うプラセーヌは,バケツに5リットルの温水をためて中性洗剤を小さじ1杯たらしたものでゆすぎ洗いし,固く絞るのがお勧めです。中性洗剤も何がいいか悩むのであれば,ヤシノミ洗剤をお使いください。
中性洗剤は,その力で脂を溶かすというより,水分がガラスの上できれいに伸びる,つまり表面張力を無くすぐらいの趣旨で入れています。洗剤をたくさん入れると泡が出て一工程で終えられなくなります。
自分のうちの鏡や窓ガラスで試しているのですが,絵にならないのでお客さま宅で写真を取りました。
先日も書いたとおり,窓ガラスの写真は難しいです。人間の目にははっきりしている汚れが写りにくく,きれいになった様子も分かりにくいです。
この写真のケースは熱烈なキスマークです。
手で触ったあとは比較的簡単ですが,このぐらい熱烈なキスマークは10回ぐらいは擦らないと取れません。汚れが取れたあとも,その形に水がはじくようなら皮脂が取れていません。他と同じように水が伸びるようになればOK城北です。
主に手垢を対象としたお掃除ですので,この方法で取れないときは,もう少し手が掛かる方法になります。濃い目の洗剤を含んだスポンジで擦る,水拭きする,その後プラセーヌです。
プラセーヌは青・黄・ピンクの3枚入りがあります。1000円から1500円ぐらい。ご家庭ではガラス用,キッチンシンク周り用,洗面・浴室用で3枚は役に立ちます。思ったより使いにくければ本来の洗車用に使えます。気に入ればもっと枚数を増やしてください。
窓ガラスのお手軽掃除に「アイオンのプラセーヌ」,お勧めです。
2011年1月19日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:道具
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