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2月末にメールフォームからのお問い合わせがありました。前橋市南町のT様からです。
「退去にあたり、ハウスクリーニングをしたいと考えておりますので、費用の見積もりをお願いします。具体的には、水回り(キッチン(レンジフード含む)、浴室、トイレ)を中心に、その他の場所は値段によって考えたいと思っています。
なお、5年ほど前、現在の住まいに入居する際に御社にクリーニングをお願いし、丁寧に作業していただいた記憶があります。よろしくお願いいたします」。
調べてみると確かに2008年の3月末に記録がありました。ご入居時のクリーニングは,1日オーダーメイドで,水周り+フローリング部分のワックスがけでした。
お住まいは6世帯用のマンションで社宅として使われています。間取りは広くて大きく,いわゆるマンション風の縦長ではなく,戸建のような正方形に近い枠の中に部屋が配置されています。当然窓の数も多いですし,備え付けの収納など比較的手のかかる作りです。20坪(66?)は超えていたはずと思って調べていただくと85?。ご希望は引っ越し当日の作業でしたので,1日オーダーメイドで水周りのみをご提案しました。
その後のやり取りで,引っ越し業者の作業は午前中には収まらず,3時ぐらいまでにはなるので,同時進行はかなり難しいだろうということになりました。それで,引っ越し前日の28日に決まりました。先回からちょうど5年経った日になります。
社宅にその規定がないため,入居者が替わるときのお掃除は当事者の裁量に任されています。Tさんはご自身の負担で当店のような業者を使って入居時にお掃除し,さらに退去に当たってもお掃除をご注文下さいました。えらいなあと思います。
さて当日伺うと,Tさんは娘さんの終業式のためにご不在で,ご両親が荷造りやお掃除を手伝っておられました。当然キッチンはご使用中です。お母様にキッチンを空けてもらう間に洗濯パンや天井換気扇などをかたずけます。弟の方はいつものように浴室へ。
その後キッチンの作業。汚れが落ちるたびに喜んでいただきました。お母様はお掃除好きなのだそうで,汚れたらすぐに拭きとるようにされているそうです。お風呂も必ず拭いて出るとのこと。ご主人も協力して下さるんだそうです。シンクの水あかのことも気にしておられたので,ちょっと時間が押していましたがベストベットで磨きます。あまりお目にかからないのですが,磨くとすぐに目がそろう柔らかいステンレス。あっという間にキレイになりました。(写真は撮り忘れました。
その後,トイレのウォシュレット分解クリーニング。弟は洗面台を磨き込んでいます。
Tさんも帰ってこられ,娘さんがシンクを見て「わー!ピカピカー」。ありがとうございます。
キッチン棚の中はお母様がキレイにされていたのでほとんど手を入れずにすみました。そしてガス台の下に新しい魚焼の網と五徳2枚がビニールに包まれて入っていました。そうか,この辺は無駄に時間を使ってしまったかな。
T様,再びのご注文をありがとうございました。転勤で前橋に来られたご家族に,その最初と最後の場面でお役に立てて光栄でした。
先日エアコンクリーニングをご注文いただいた玉村町下之宮のS様邸の浴室クリーニングをさせていただきました。エアコンクリーニングの終了時に見せていただいてはいたのですが,真っ白な浴室でした。真っ白って,色調ではなく水あか+石鹸かすです。
壁床タイル張りですし,ご使用年数も経っているので,3時間以内でできるところまでということでお受けしました。Sさんも,以前に自分でやってみて傷を入れてしまったことがあるらしく,完全に取れないことがあっても仕方がないので,可能な範囲でやってみて下さいという控えめなご注文。
それでも,今回伺うと,「楽しみにしていました」と,期待もお持ちです。
面積的には1坪になるでしょうか。このごろの標準的なユニットバスの床面積よりコンパクトかもしれません。ですが窓側に出窓のように奥行きのある部分もあり,天井も高いので立体としてはボリュームがあります。
まずはケレン作業から始めました。というか,ほぼケレン作業でした。僕は主に3枚刃でタイル表面を,弟はポリカーボネイト刃でNIKKOの人工大理石浴槽表面を削りました。
洗剤を塗りたいドア回り,カラン周りは先に削り,BBクリーナーを塗布,カラン水あかは柔らかくなれば磨き洗いします。
周囲の壁が終わり,洗剤を塗り終われば床に入ります。今回は興味深い経験をしました。酸で洗った後にかなり粘性のある油分を感じるのです。弟は浴槽側のカランを洗ったガリガリ君が目詰まりしていました。床の方は,1発目にバース君を入れたのですが,期待していたほど落ちません。頼みのステンレスブラシでブラッシングしていくと,まだらに黒くなっていきます。
油分なんだからアルカリと思っても変化なし。漂白するといくらか薄くなるけれど対象は落ちていない様子。刃物もひっからず,付着している手触りは無し。アルカリ後,もう一度MADで洗ってもほぼ無反応。タイルにできているシミかなあ?それにしても滑る感じなので安全上の問題もあります。
この件は,終了予定時間も近いので漂白に入り始めた弟と並行して,ベストベット+Mブラシの最後の1工程で解決しました。シミのように感じた茶色もマッサージして行くと取れ,タイル本来の手触りが戻ってきました。アルカリで取れない油分に,スルファミン酸が反応したんだろうか。
ドアは厚手のガラスを使っていました。下部通風口やドア枠は濃い目の塩酸の力も借りて,ほとんど削り落す要領で。ガラスは磨けばさらに良いはず。こういうときはポリカや塩ビでなく,本物のガラスだとやりようがありますね。
弟の担当した,浴槽ヘリとカラン。
浴槽ヘリは,ここがすごいなと思って撮ったのですが,実際には手前側(ドアに近い部分でふたを置く位置?)の方が,ものすごく硬くて厚いかさぶたで,そこに時間をかけていましたね。
洗い場のカランと,分解洗浄した換気扇。
そういえば,ケレンの様子も撮っていました。霜の降りたフロントガラスを,とり残しなく刃物で削るような感じです。削り落した石鹸カスが床に降り積もっています。もちろんカランメッキはプラケレンです。
このあたりのタイル表面は,この石鹸カスを削るとキレイな光沢が戻ります。かえって腰上になっていくほど本来の水あかが見えてきます。水質により石鹸カスができやすく,うろこができる前に石鹸カスコーティングされてしまうのでしょう。
カンカンハウスで見つけて,高いので(笑 買ってしまったアロティーロング。見かけはアルミテープ織のスポンジ。さすがにガリガリ君のようにはいきません。今回のようなケースでは弱かったです。もっと水あかが柔らかくて素材も繊細な場合に使えるでしょうか。お気に入りになるか,出番のない選手になるか・・・。
ほぼ予定通り3時間で終了して,見ていただきます。Sさんは大歓声をあげて喜んでくださいました。お喜びの様子は,これまでの経験で一二を争う?興奮度でした。またお願いしたい,と余分のお気遣いまでいただいて撤収しました。
S様,再びのご注文と,私どものクリーニングへの高い評価をありがとうございます。
下之城町のI様から,レンジフードについてご相談を受けました。Iさんのお宅には2008年7月にレンジフードクリーニングで伺っています。クリナップのプロペラ換気扇タイプのレンジフード。とにかくパーツが大きく,フード内の容積も大きかったという記憶がありました。
なんでもプロペラ換気扇が動作不良(たぶんシャッターの問題),スイッチも使いづらくなってきたとのことで,その辺の交換ができるかというもの。型番を聞いて調べてみると部材は廃番になっており,特注で作ることもできますが,換気扇とスイッチだけで5万円ぐらいになりそうです。
前にも書いていますが,レンジフードは個人的に購入することができます。ヤフーオークションがおススメです。60センチ幅なら正規品でも安いのが出ています。時間があれば展示品や取り外した新品などで安いものをゲットできるかもしれません。
Iさんにはフード全体の交換を提案しました。ご主人にも相談されてそれでお願いしますということになりました。シロッコファンタイプに変更することも考えてもらったのですが,変更の少ないクリナップ製プロペラタイプのままで良いということになりました。
レンジフードには規格があるのですが,確認した方が良いので下見します。やはり見て良かったです。最近のレンジフードの本体は高さ600mmで,それより高さのある吊り収納に合わせるために正面幕板(つまり目隠し)を使います。こうしてできる空間にダクトやコンセントなどを納めます。
ところがIさんのお宅のフードは,本体が高さ700mmあり,天井側に空間がありません。当然換気扇の開口部が現行タイプより上にあります。
今回の製品は本体高さが600mmです。ハーフカットされている換気扇取り付け位置をそのまま使うとすると,全体に約70mm取り付け位置が上がります。棚の側面との面がずれますが,それで良いということになりました。天井側には30-50mmの隙間ができますが,それもかまわないとのこと。まあ実際下からは見えないことでしょう。
オークションでは住設倶楽部というところで落札しました。代金振り込みと送付先は,直接Iさんにお願いしました。郵便局の口座振替を使って手数料無料でできたそうです。
フードは一週間ほどで到着し,次の日に当たる本日,取り付けに伺いました。荷物は大きいですよとご案内していましたが,大きな箱です。玄関にそのまま置いてありました。
梱包の中ではレンジフードは逆さに入っていて,金属製の換気扇はその底(フードの天井面)に金具を使ってビス止めされていました。取り付けてしまってからでは遅いので,傷やへこみがないか確認しながら梱包を解きます。下2枚は取り付け後の写真です。
さて今回の取り付けは半日オーダーメイドでお受けしていました。高いか安いかわかりませんが,掃除屋さん取り付けのメリットは,クリーニングもするということです。
こちらが既存です。外すと設置面の汚れが気になります。換気扇の取りつけ枠や外側のフードもしっかり洗います。(リフォーム会社なら交換してしまうんでしょうね)。
開口部の位置違いに加えて,もう一つの予想外は,コンセントです。なんと天井のフード手前壁紙の一部に切り込みがあり,その中にコンセントがありました。それを引き出して既存のプラグを外し,新しい方を接続して戻しました。新しいフードのサイズの関係で,天井の穴から白いコードが伸びているのが見えます。Iさんに見てもらうと,「誰も見ないから」とあっさり承諾。
既存は引き取って廃棄します。さすがに90センチのフードはサンバーに乗せるのには大きいです。何とか納めて撤収。お土産を持たせていただき,お見送りいただきました。
レンジフードが使えないというのは主婦にとってはお悩みだと思います。最近は少なくなりつつある型だったので,ご相談から8日目に取り付け完了は,かなり早かったと思います。I様,私どもを信頼してご注文くださり,ありがとうございました。良い経験になりました。
上大類町のK様から,水周りや24時間換気の換気扇などの分解クリーニングをお願いしたいと思っているとのお電話をいただきました。ご使用5年未満の戸建住宅とのことで,1日必要だとご案内しました。
お勤めの関係で半日しか時間が取れないので,半日オーダーメイドを2回というのはどうかとおっしゃるので,喜んでお受けしました。2日目はシフトが決まってからとなりました。
無垢フローリング,お洒落なシャンデリアを使った素敵なお宅です。とりあえず大きめのメニュー,キッチンと浴室に分かれてクリーニング開始します。
トステムのキッチンで換気扇は初めて見るタイプ。網状のフィルターはなく,金属板を組み合わせてできたオイルフィルターが外せるようになっています。オイルフィルターはもちろん,ガスレンジに面した全体の板をオイルパネルと呼んでいるのですが,その外し方も丁寧に説明されています。
とっても分解しやすい親切な設計でした。「良く出来てるなぁー」などとつぶやきながら分解していると,Kさんがホームページで紹介している僕の経歴に触れて,ご夫婦二人とも高専の卒業生だと話してくださいました。ハウスクリーニングを検討するのに他の会社もお調べになったそうですが,高専の卒業生というのが一つの決め手になったとか。僕が卒業したころはまだ女子が少なかったのですが,Kさんのころにはだいぶ人数が増えていたそうです。
さてその,分解しやすいレンジフードの写真。
固定用フレームとファンケースは4か所ほどの爪で固定されているので簡単に分解組立てできます。
オイルフィルターは3分割ですが,これもビスを1本も使わず爪と金属のしなりを使ってかちっと固定されるよう設計されています。クリナップさん,このフィルターを見習ってください。
このフードの弱点はフード内の塗装です。外側はシルバーメタリックのような塗装で,油に強いのですが,オイルパネルを外した内側は,その下塗りのようなグレーの塗装で,油で溶けてしまうようです。ナショナル深型より弱いかも。たぶん風の流れに関係ないので,ファンさえきれいにできればという考え方なのでしょう。
ファンケースは手前側2か所を上からビス止めしています。ここが下からのビスならさらに良いのですが,正面幕板が簡単に外れるようになっているので天井側から外しました。今回は外しませんでしたが,つば状の前フードも外せます。このフードのように,組み立てた状態はスマートで,下から外していける設計が理想です。
外したパーツの洗浄前後と,キッチンパネルのお手入れ。
頑固な油粒でも,即効ではないけど,熱々ピア,プラスチックケレン,トレピカでマッサージ,ネットスポンジのすすぎで,安心して作業出来ます。さらに下に垂れた洗剤が効いて,ガスレンジ周りも油が溶けて,人工大理石は白くなります。
そういえば,ガスレンジもかなりいい感じになったのですが,写真がそろわないのでボツ。
浴室は乾くと出てくる水あかに苦戦した様子です。トステムの浴室で使っている部材では,鏡の下のカウンターが泣きどころです。真っ黒で,ツルっとした鏡面部分と細かいエンボスがある部分が入り組んでいて,傷を入れずに落とすのが難しく,結果としていくらか取り残しが出てしまいました。
ただ浴槽ヘリなどはリン酸を効かせてトレピカでマッサージして落ちてしまったそうで,とてもキレイに仕上がりました。
あと半日の予定ですが,キッチンが予想より進んだので,もしかしたら範囲を増やせそうです。来週に予定を組んでいただきました。
そういえば,Kさん,卒業生名簿も見ましたし,会社のホームページも見つけました。モノ作りはあこがれです。このたびは,ご注文ありがとうございました。またお願いします。
高崎市江木町の新築マンション,I様邸にてフロアコーティングのご注文をいただきました。ご購入が決定した昨年夏にはお話しをいただき,早々に日程も組ませていただきました。
当店のコート剤はシリコンです。ホームページでは「ガラスコーティング」というメニューになっていますが,樹脂ワックスよりも硬く仕上がり,美観が長持ちすることをイメージしての命名です。地元で施工も手掛けている
(有)大弘商会から仕入れているのですが,良質のシリコンを使っているので美観が長持ちします。仕入れルートが単純なので一般的な価格よりかなり安く仕入れられます。それで施工単価も安くなります。
建築工事中からの話でしたので,売主に引き渡しのワックスを塗らないようにお願いしてもらいました。実際にはノーワックスの床だったので,どのお部屋もサービスワックスなしで引き渡しだったかもしれません。通常のフロアコーティングは,剥離洗浄が関係するのでもっと単価が上がりますが,新築でワックスが塗られていない床の場合はお得だと思います。洗浄+コーティングで施工面積60平米を10万円を切るお値段で!
話がそれますが,高崎駅付近で伺うマンションのお部屋で,ワックス剥げ剥げのお宅を見ます。ノーワックス,あるいはウレタン塗装仕上げのフロア材に,引き渡し清掃の業者が通常の樹脂ワックスを塗ったのだと思います。フロア材には専用に開発されている高密着の樹脂ワックスが良いと思います。あるいはフロアコーティング。
施工予定日の2日前でしたが,下見をさせていただきました。オプション施工のあった関係なのか,床はマットを通り越して埃っぽい状態です。Iさんは迷っておられました。ノーワックスでマットな仕上がりの床で,販売側はこのままの使用を勧めているようです。確かにそのまま使えば歩行路線は出ませんし,傷や汚れも目立たないだろうと思います。
やはり実際の仕上がりを見ないと判断できないと思い,クロゼットの中の1枚にコート剤を塗ってみました。きりっとした艶が出て,巾木が鏡のように写り込みます。Iさんは即決されました。「塗ります!」。
今回の床材は,仕様書で確認したとことろ,朝日ウッドテックのノーワックスフロア材でした。パンフレットによるとEBコーティング+オレフィン+硬質パワーシートで,擦り傷・打ち傷に強く,メンテナンスフリーと書かれています。いわゆるフィルム系のフロア材ですね。もっともワックスを塗る場合は,リンレイハイテクフローリングコートを推奨とあります。
一応樹脂ワックスの使用も認めているのですから,下地処理をして塗るシリコンなら問題は起きないでしょう。
というわけで予定通り,朝9時から洗浄+コーティングの作業に入らせていただきました。鍵も預けて下さいました。
ドアまで外すかはその状況にもよりますが,ドアストッパーは外した方がいいですね。今回はリビング入口のドアだけ外しました。外すのは簡単ですが,ほとんど天井高に近いサイズなので移動に神経を使います。
細工のある場所には最強系のフロア材用接着剤が残っていることがあります。大抵の溶剤には溶けないので,削る方向です。今回は1枚刃で削り,メラミンで擦ると非常に効率的に除去できました。
次に洗浄です。幅木の下やフロア材の目地に入り込んだホコリを意識しながらモップで水を撒き,すかさずバキュームします。この洗浄後の段階がメーカーの目指している床美観です。
そして乾燥させながら養生テープを貼ります。壁際は刷毛塗りなのですが,全体塗布用のパッドをしっかり壁に押しつけながら塗るとキレイに仕上がるので巾木は全体に養生します。
養生が終われば,ダストコントロールのモップがけ,そしていよいよ下地剤塗布です。今回は床材がほとんど吸わないからなのか,軽いパッドさばきで下地剤を塗れました。表面だけでも天然木材を使ったフロア材のときとは違います。
ここでお昼休憩。20度を超える暖かい日です。ですがまだご入居が完了していない部屋の多いマンション室内は意外と寒い感じです。
下地剤乾燥を確認したら仕上げのシリコンコート剤です。仕入先では5時間硬化乾燥タイプと,8時間タイプを売っているのですが,当店は8時間の方を使います。ちょっと厚めに塗り上がる感じがします。午後2時過ぎから塗り初めて3時ごろ終了。照明は消しましたが,換気扇は回し,エアコンには硬化までの時間でタイマーをセットします。(シリコン硬化にはある程度の湿度と温度が必要で,床温度10度以下は施工できません)。そんな1日目の工程を4枚で。
2日目は午前中が別の現場だったので,午後養生を剥がしに伺いました。養生を剥がしながら塗り残しや目立つ抱き込みを確認,修正します。塗り残しはありませんでしたが,刷毛の毛など数か所目立つのがありました。
かなり気をつけていますが,本当にわずかな,細いホコリでも斜めから見るとその凹凸が見えます。表面が平滑な仕上がりのフローリングの場合,人間の目にははっきり見えてしまいます。工場でスプレー塗装する塗膜のようにはならないのでご了承願います。
ちょうど養生を剥がし終わったところにIさんが来てくださり,お引き渡しです。玄関を開けるときは,かなり期待と不安が混ざったご様子。ドアを開けると,「わぁーいいじゃないですか!」。
濡れたような光沢なので,「先に入ってください」と言われ,先に入りました。Iさんも後ろを振り返りながら入って来られます。コート剤表面に滑り止め効果のある微量の油分が出ています。最初は歩いた跡が目立つことがありますが,拭きとると戻りますので心配しないでください。シリコンですので,水分や洗剤に強いです。
リビングに入り,とても気に入られた様子で写真撮影。「ありがとうございます,塗って良かったです」と嬉しい言葉をいただきました。
そんなわけで気を良くして,3つの定点撮影を掲載いたします。
リビングダイニングを南西方向に。
この奥にもう少し寄ってみます。
第一印象を決める玄関からのアングル。
キッチン床は汚れやすい部分ですが,洗剤を使っても心配ないので気にせずお料理できます。
あれ,4枚になっています。撮りすぎでしょうか。Iさんへのご報告と,マンション床のコーティングをご検討中の皆様への比較材料としてご提供いたします。
I様,このたびは新しいお部屋へのフロアコーティングをご用命下さり,ありがとうございました。