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今日は一段と冷え込みました。なんというか,ずっと冷蔵庫の中にいるような気がします。地球規模の気候の問題なので,例外はないという感じですね。もっとも,都心の雪や,日本海側などで記録的な積雪の映像を見ると,ここはまだまだ楽です。
今日は桐生まで行きました。通常は桐生も営業範囲外です。
こちらの教室はまだ開設が新しいのでしょうか,カーペットもエアコンも,今までの経験からするとキレイです。カーペットは水色です。洗剤はいつもより希釈し,量も少なくして洗いました。
エアコンはナショナルの壁掛け型,マルチです。マルチというのは複数の室内機が一つの室外機につながっている形式です。マルチのエアコンの怖いところは,室内機の一つを故障させると,他の室内機も動かなくなることがあるというリスクです。僕はまだ経験がありません。もっとも今回の2台はそれぞれにリモコン受信機がありましたので,片方だけでも動きそうでした。今回の型式はCS-MG40N2-Wでした。2000年製です。
さて,エアコンの前に。
いろいろ関心のあったことを撮っています。左上は,テープ跡を処理する弟の様子。ウンガーのスクレーパーを使っています。替え刃は専用で代替品は使えませんが,グリップがしっかりしていて力が入ります。使いやすくて,もう15年以上使っています。ちなみに僕は普通の3枚刃でやっています。
右上は,簡単にめくれたカーペット。本来はこの青い部分に施されている爪に引っかけて貼られているはずです。ひざなどで押し込みながら引っかける工具があるのです。
さて,今日の題材はブレーカ。今日は3回もブレーカが落ち,そのうち2回は室外のブレーカでした。
室内には60Aのブレーカが設置されています。計量器のメーターは30Aです。一般的な単相3線式の引き込みの場合,片方(2本の間)で30A使えるので,30Aのメータでも最大60A使えるのだそうです。この教室では室内に60Aのブレーカがあり,60A使えるはずです。
ところが照明,壁掛けエアコン3台,投げ込みヒーター,掃除機でブレーカが落ちました。しかも2回目以降は室内のブレーカは作動していません。
東京電力に電話して,協力会社が来てくれました。まず室内ブレーカに電気が来ていないことを確かめます。裏に回り,電力メーターの横の扉を開けます。なんとここに40Aのブレーカがありました。あまり見ないことだそうです。
隣の美容室の配線部分にはしっかり60Aのブレーカが設置してあります。これは改善してもらった方がいいですね。基本料金も40Aと60Aでは違います。60A契約で40Aしか使えないとしたら,僕ならねじこみます。分かった時点でさかのぼって基本料金還付が筋だと思います。
というわけで今日の表題はブレーカです。
マルチのエアコンは,片方だけを洗っちゃ悪いかと思い,同時進行で洗いました。感覚的なもので,科学的にはその必要はありません。
内部はカビが出ていましたが,高圧水流であっという間にきれいになりました。
それほど汚れていなかったので迷いましたが,入り口付近に設置されているもう一つのエアコンも洗いました。やはりナショナルCS-Y250A-W。こちらは100Vです。
教室内のエアコンとほぼ同じ設計でしたので,年式的に近いと思います。もっとも容量が小さい分,熱交換器は室内側にしかありませんでした。
右の写真は,もともとキレイに見えるトイレがさらに輝いたよという写真です。陶器を磨き,配管に魔法?の洗剤を塗ってこすれば,まるで新品のように輝きます。
こちらの教室のお掃除,かなり流れが完成してきたと思います。2人で入って約6時間。結構良く働いていると思います。自画自賛で失礼いたします。
今日は太田市まで出張してきました。普段は行かない遠方です。
カーペットはピンクで,比較的良い状態でした。かなり厚くクッションが入っていて,入り口付近や壁際,トイレのドアのスイング範囲は薄くなっています。もともと土間として造られている床面に,断熱効果を持たせる,快適性を高める目的かと思います。これだけクッションが厚いとふかふかで気持ちいいです。
さて,トイレ陶器は新品なのでそれほど手がかからず,ステンレスシンクも比較的きれいです。弟の方は,外した換気扇などを洗った後,トイレの洗剤ボトルや備品なども拭きあげ,床を洗いました。
カーペットも順調に進み,お昼前に業務用壁掛けエアコンの洗浄第1弾まで進めました。
ダイキン製で幅が1550ミリあります。型式はFAYP112P。2006年製です。
これだけ大型になると,パーツはかなり分割して取り付けてあります。なんというか,分解は「はがしていく」感じです。見えるビスを外すとそこが取れてきます。それでも,グリルやドレンパンは1枚ものですので,外したときに手元がいると安心です。
エアコンクリーニングのビフォーアフター。
とてもわかりやすい構成で,ファンやモーターまでストレスなく外せました。熱交換器左側はいったん外してファンを抜いた後,保持のためにまたビスをして洗う感じでした。ここに裏側からのチェーンとかが付属していると「なるほど!」となるのですが。
洗浄の様子など。
右下の写真は,左右で分割するファンの,接続時のマークです。左のファンは右のファンから出た軸に固定するのですが,半月状の切欠きがあり,それに合わせる必要があります。そのためのマークがしてあるんですね。つないでからわかりました。
でもフィンを見るとちょっとずれていますね。六角で絞めるとこうなるので,いくらかずれているのでしょう。
組み立ての際,冷や汗をかいたこと。壁に埋まっているリモコンの配線が壁の中に落ちてしまったのです。基盤につなごうとしたら「無い!(汗」。壁を切ることまで想像しました。
配管貫通穴にパテがないので遊びがたっぷりあり,重力で落ちてしまったんですね。幸いリモコンは配管貫通穴の真下に設置されていたので,一度リモコンを外して配線を抜き,再び上から垂らして復元できました。
というわけで手のかかるエアコンでしたが1台だったので順調に終えました。5時間切タイマー,換気扇3台稼働で撤収しました。カーペットはもちろん手で触った感触は乾いています。
今日のご報告まで。
さて当店はこの教室のクリーニングの複数受注と,個人的な事情で3月初めまで予定が埋まりました。もし空きが出れば随時ご案内いたします。
確実にお請けできるご注文は3月5日以降です。お引っ越しの予定がおありで,入退去のクリーニングを当店にとお考えのありがたいお客様がいらっしゃいましたら,ご相談だけでも入れていただくとありがたいです。すぐに決めるように押しつけませんのでお気軽にどうぞ。
今回の教室は伊勢崎市です。カーペットはピンク系でした。カーペットは使用期間の関係で疲れてしまっているようです。まずカーペットを洗い,エアコンに入ります。
床になにもなく,壁も四方に空間のある場所に,左側からの露出配管という洗いやすい設置状況でした。強いて言えば,壁にたくさんの掲示物が貼ってあるので,濡れないように養生する必要があるということ。
機種はSAP-S56N2,プラズマイオン発生装置が付いています。初めて見た気がしますが,グリル部分に天井方向のフィルターがくっついていて,ルーバー(上下風向板)ごと外れるようになっています。家の人が自分で外して洗えるようにという設計思想だと思います。左右の風向き板も,つまみがあって外せるようになっています。
僕の感触では,グリルが外れるのはちょっと怖い感じがします。左右の風向き板の外れ方はナイス!という感じです。
こういう設計はシャープや三菱でも見た気がします。外し方のシールが貼ってあって,目立つ色の左右に動く爪があり,きちんとはまっているかを確認するセンサースイッチが仕込んである・・・。
業者から言わせていただくと,なんでもお手入れするタイプの人には向いていますが,一般のお客さんは,フィルターを外して手入れしているのが良い方で,ふつうは手つかずです。何しろ従来の一般的な設計にし,エアコンクリーニングは業者にというのが収まりどころかと思います。
というわけで,そのパーツを並べた写真。の前に,今回の給水方法。トイレの引き込みに散水用プラグをつけています。
エアコンのパーツは,一番左が外れるグリル,中央が化粧板です。
さて,エアコンクリーニング前後の画像。
エアコン内部に先生たちが頑張ってお掃除した跡が残っています。ファンがある状態でやっているのですからかなり奥まで手が入っていますね。お疲れさまでした。
この機種は,壁側の化粧板に配管が単純にはまっている感じで,この状態からビス1個と爪一か所で外れそうです。配管押さえはモーターの防水カバーが担当している作りです。露出配管ですからやりやすそうなのですが,室内機の電源コードと配管が遊びを感じさせないほど詰まっていてこれを戻すのは面倒だと感じました。ドレンは通っていないのに何であんなにきつかったんだろう。
さて今回のヒットはトイレ。20年ほど前の形式の,段差のある床に和式便器というトイレ。男性も使いやすくした発想でしたね。しかし今はほとんどの家庭で洋式便座が使われています。
ということで,普段は簡易便座を置いてお使いです。この場合,お手入れがしにくいのがデメリットです。簡易便座も漂白洗浄,配管や床や備品もきれいにしました。そして陶器はよみがえります。
気持ちいいです。
洗面台ももちろんきれいになったのですが,意外に写真で伝わりにくいので今回は見合わせます。お使いになる方に喜んでいただければ良いのです。
トイレがキレイだと感じる嬉しさっていったいなんでしょうね。
月曜日は小1時間ほどかかる玉村町に朝8時現着。ときどき声をかけて下さる工務店の新築引き渡しです。薬局で平屋建て,比較的フラットな作りと聞いていました。午後3時に一部備品の搬入が始まるとのことでそれより前に終えられるかが心配でした。
一目見て「何とかなりそう」な気がします。中を見せていただいてさらに安心。工事中の管理が良く,木くずや埃は最小限の現場です。電気水道の開通はもちろん,エアコンも各部屋に完備。
早速支度を始めますが,寒いです。
3.3度ありますが,風速が2から3メートル。頬で感じる寒さは氷点下です。この寒さだと,体が動かないような気がしてきます。・・・しかし女子高校生はスカートで通学しています。
ざっと床を拭き,窓のレール,什器のホコリ払い,ふき掃除,窓ガラス内側洗い,床洗浄,ワックスがけと進んで午前11時半。後は外のガラス面だけです。面積は25坪ほどとわかりました。このぐらいで良かった。
新築は建材とか施工方法とか発見があって楽しいです。E様,ご利用ありがとうございました。
火曜日は午前中は定期的に伺っているA様邸。
大形のステンレスレンジフードは,いろいろ実験しています。この油が飛んだ模様は,意外に強敵で,苛性ソーダを使ったから落ちるというものではありません。キレイになったと思って乾かすと浮き出てきてがっくりします。
このごろのはやりはエコソフィ単品で,しかも1から2倍の濃い目で使います。エコソフィは効きます。しかし拭き取りに手がかかります。
いままでネットスポンジで吸っては搾りを繰り返し,プラセーヌで拭き取りだったのですが,スポンジはものすごく発泡して時間がかかります。
今回は逆にプラセーヌで拭き取ってから念のためスポンジにしました。いくらか効率が良くなった気がします。
ステンレスの油じみは,単純に油汚れではなく,ステンレス表面の化学変化が関係しているのかもしれません。場合によっては研磨が必要になるのかもしれません。
午後はこれで3度目に伺う箕郷町のK様邸。トイレ2個,出来れば脱衣所のブラインド周りや床もというご注文。
留守中に鍵を預かって作業させていただきました。当店を信頼してくださり,ありがとうございます。
トイレと脱衣所は窓ガラスを枠から外し,浴室で漂白洗浄。レールも洗います。ブラインドも高さ60センチほどでしたので浴室洗い場で漂白洗浄。さっぱりします。
トイレの画像。2階です。弟の担当で,弟の撮影。
1階は僕の担当で,ウォシュレットの分解から始まります。これは配線が外しにくい機種でした。結局つないだまま洗いましたが,内部汚れの程度が軽くて助かりました。
このウォシュレット下の陶器ヘリも結構頑張りました。意外に茶色の尿石なら厚くても早いのですが,黒ずんだ蓄積だと,色の割に時間がかかります。
気持ちはあっても手が回らない家の中の汚れ。主婦のお悩みにいくらかでも助けになれれば嬉しいです。K様,ご利用ありがとうございました。
ガラスのお掃除は12月にさせていただきました。 もう一日を水周りに当てたかったのですが,ご都合のよい日が空いていなかったので,「1月になってから」と言ってくださったS様邸。
「すごいことになっているでしょう?」と言われますが,私どもからみるとキレイな状態です。ぱっと見た感じ,どこをお掃除したら良いのかと思うほどです。
お手入れは行き届いていますが,1年間で蓄積するものもあります。
浴室の水が残る場所には,水あか。担当した弟によると,これが意外に硬いそうで,段階的に落とす必要があるそうです。この地域の水質ですね。このぐらい白くなっていても,リン酸を効かせれば柔らかくなってしまう地域もあります。
在宅で「まさか」のバスタイル&ボウルクリーナー。
壱徹さんが広めたこの洗剤,初期から使っています。今はコスケムブランドでヌリッパーという商品となりヒット中。米国製の輸入品ですが,メーカーに「香りを日本向けにしてください」と言ってもらえたらいいのになと思います。「バブルガムの香り」とのことですが,初めての人には衝撃を感じさせる強烈なにおいです。
粘性があり,比較的濃度の高いリン酸と植物由来の酸が配合されていて,金属を変色させにくく,ミネラル溶解への効果は高いと感じています。
脱衣所を締め切り,浴室窓を開けての作業となります。弟は防寒服を着て作業しています。
さてキッチンの方は,レンジフードから始めます。クリナップの大型で,幅900ミリ,高さも800ミリぐらいある前フードを外します。床に置くため,前フードをさかさまに置きますが,油汚れが見当たりません。よく見ると何個か油粒が。
希釈したエコソフィーで洗えます。エコソフィーは泡立ちが良いでしょうね。拭いて仕上げる場合にちょっと難儀する気がしますが,何しろ素材に優しいのに油に対して強いので重宝しています。
さてこのクリナップのレンジフードは,スイッチが無線で素敵です。フードから簡単に外せます。ファンケース部分も組み品(アッセンブリ)になっていて,ビス1本と電源ソケット一つを外すと,ごろっと取れます。この作りは設計として素晴らしいと思うのですが,ファンケースを洗いたいとかになると,かなりの分解になってしまいます。Sさん宅のように,ファンケース内側に洗剤を塗って落とせる程度のキレイな使い方なら良いのですが。
シンクのクリーニング前後は,写真よりは見映えがしたかなあ。お昼の間に銀酸を増粘させて塗って置きました。かなり水あかが柔らかくなり,ベストベットを使うとどんどん落ちるのが分かります。
食器の水きり網は・・・何度やっても敗退します。衛生上問題となるものではないのでお許しください。
今回はSさんのお仕事で,キッチンの目の前に来客がありました。においには気をつけていたつもりですが,どうだったでしょうか。カウンターへの飛散防止のためマスカでバリアーしていたし。
時間があったので,洗面台ボウルや,トイレ手洗いボウルなどにも手が入りました。
S様,いつもきれいにお使いくださりありがとうございます。今後ともメンテナンスのお手伝いさせていただきたいです。
そうだ,先回はクリーニング後が濡れていて比較が正確でなかったウッドデッキ。先回のクリーニング前と,今回撮った写真を並べてみます。風合いを変えずに苔だけ落ちていい感じだと思います。保護剤を塗るとしたら,今がチャンスかも。