最新情報
20日にご注文で,ちょうど空いていた23日のクリーニングのご注文をいただきました。前箱田町のマンションにお住まいのI様。
3時間のコース(半日オーダーメイド)で浴室,洗面台,トイレをご希望でした。半日の場合,大体2か所ほどが良いと思いますとお話しすると,3時間でできる範囲で大丈夫ですとのこと。
取り急ぎ見た目をキレイにしたいということかなと思って伺いました。
二人の幼い男の子が出迎えてくれました。
脱衣所に入って一目で感じたのは,「キレイです!」。賃貸の現状回復なら,ここまで行っていれば管理会社はノープロブレムです。というか,上手な業者さんと思ってもらえます。
なんでもお子さんと帰省中,ご主人がお留守番だったようですが,いつもの通りのお掃除ができていなかったので当店に声がかかったということです。
できるとしたら,水道栓の磨き,各部の水あか,鏡再生,ふたの漂白,洗面ボウルのつや出し,トイレ陶器磨きとウォシュレット分解クリーニングという感じです。Iさんは,2人来ると思っていらっしゃらなかったようで,もし時間が余れば,網戸を洗ってほしいということになりました。
その後気を遣って,エアコンONのまま,お子さん二人と買い物に出て下さいました。上のお子さんが「任せたぞ」って出かけました。(笑 好奇心を持って近くに来られるのも危ないですし,アメリカ製で衝撃的なニオイがする洗剤の使用,塩素漂白などがありますので,留守にしていただけると助かります。
実際「任せたぞ」のお兄ちゃんが,帰宅するなり「変な臭いがする!」と大声で言います。急いでベランダ側と玄関を開けて換気。1分ほどで「臭いがしなくなった」と言ってもらえました。子どもは正直でストレートです。ほめてくれたこともあります。トイレを見て「すごーいピカピカ!」。そう言ってもらえるとおじちゃんたちは嬉しいです。
一応おそうじ前に写真を撮ったのですが,作業中腰に下げていたカメラが濡れたらしく不調。たった一つだけのビフォーアフターです。実際,はっきり分かるのはこの換気扇とトイレ陶器ぐらいです。
分解クリーニングしやすい設計の東芝製。これでさらにビスを使っていないタイプもあります。ドライバやナット回しが必要ないのです。
我が家などは,子どもがいるからと大部分目をつむっているのですが,二人の小さな男の子がいてもこんなにキレイに管理できる方もいるのかと感服しました。というか,キレイは小さい子がいるいないに関係ないんですね。
ベランダ窓のレールまでぴかぴかなI様邸。ご利用ありがとうございました。
火曜日日中は家にいました。午後は子どもと箕郷町のプールへ。8月後半とは思えない温度と陽ざしです。2時間半ほどプールで遊んだあとは,帰り道のセーブオンでアイスを買って食べるのが定番です。
このごろはすでに寝ている時間帯,21時からの仕事です。以前勤めていたビルメンテナンス会社の手伝いです。創作和食のお店の床を洗浄してシリコンコート剤を塗る作業内容です。
社長と社員2人,手伝い2人の5人でした。社員2人は無数にあるガラスのクリーニング。毎回感じますが,ハウスクリーニング専門店になってからは,ビルメンテナンスの作業面積が大きいとことに驚きます。気が遠くなるほどの面積を扱っています。
床を洗い終わって壁際の養生が終わると社長と二人でコート剤塗布作業。今回はちょっとガラスクリーニングを優先していたので,終了が26時30分(午前2時半)。
最後に照明を消して撤収です。
常夜灯の光で,幻想的に見えたので撮影しましたが,イメージどおりに写らないものですね。
次の日はちょうど午後からの希望で,事務所の天吊エアコンのクリーニング。鉄骨構造の1階が駐車場,2階が広い事務室という構造で,南側がガラス壁面。エアコンの能力は十分ですが,短辺方向に設置されていること,ガラス面への日当たりで冷房の効きが足りないようです。
ダイキンFHYJ160LH
エアコンクリーニングのエキスパートのナオキンさんブログで,参考になる記事がありました。
風速温度計を当てて測ってみました。
まさかの爆走モード? 直前に誤って「運転切り替え」をしたのが原因か,28度の室温で3度の冷風が出ていました。すごい冷え冷えです。風速は「強」で2.4m/s
エアコンクリーニング後は冷風13度,風速は「強」のままで4.2m/s
まあこの冷房温度が適当だと思います。
この風速アップが室内冷房能力アップにつながると良いのですが。後は今はやりの遮光でしょうか。南面を室外で遮光できればかなり違うと思います。
ということで,キレイになったパーツ類やエアコン内部の画像2枚。
まずは室内機の内部から見たアングルで。
外側から,および外したパーツ類。
今は喫煙室ができて事務室は禁煙だそうですが,以前はたばこの煙を吸っていたことが分かります。
ダイキンで分かりやすい設計でした。ファンもモーター付きですぐ外せました。それでもやはり,天吊は洗いにくいです。作業服はTシャツはもちろん,ニッカズボンが足元まで汗でぬれました。
依頼主のKさんは,組み上がったエアコンを見て「色が変わりましたね」。外側ももちろん,中までキレイです。今回もご依頼ありがとうございました。
午前中はいつもお世話になっている皮膚科医院で床の洗浄とワックス,追加でトイレ陶器磨きでした。
こちらの件は,いくつかの業者さんを経ています。フローリングのワックスは上手に塗られているので洗浄も極力優しく。僕が担当になって最初の洗浄では,青パッドだったと思うのですが,ポリッシャーを使ったら回転傷ができて問題になりました。なので,ゴムスポンジを使って手作業で洗うようになりました。今回はカーペットの滑り止めの跡が気になるとのことで,トレピカとメラミンを併用。
カーペット滑り止めの跡って,ホコリや汚れなどの付着しているものは落とせますが,光沢のある樹脂ワックスの表面の場合,たぶん表面が侵食されているんですね。目立たなくはなりますが,良く見ると跡は消えていません。
ワックス表面を薄く削り,なおかつ傷を残さないパッドで機械洗浄する必要があると思います。たぶん答えはあるはず。またいつか。
M様,いつも声をかけてくださり,ありがとうございます。冷えたお水もおいしかったです。
しかし暑いです。前橋は猛暑日を記録したとか。
午後2時到着で,T様のお宅に。先週金曜日にやり残したナショナルエアコンのクリーニングです。
型式はCS-406VB2-W たぶん2007年製です。
型式を検索したら,
ダストスイーパーさんの記事が出てきました。やはり背抜きでやってますねー。シャープ製のは,壁側化粧板が降ろせないのに外して洗っているみたいですね。さすがです。
話がそれましたが,ナショナルでは珍しいファンとモーターが抜けない設計のこの機種。壁側化粧板を外すことで徹底洗浄します。
下2枚は洗い終わった画像ですが,エアコンクリーニングってこんな方法もあるんです。
この方法の良いところは,パーツが重なる場所や,外さないと手が入らない場所がピカピカにキレイになることです。
上の画像は,壁側化粧板の壁側です。普段は金属製据え付け板に張りついています。エアコンはここにも水が流れる溝があります。冷房時は室温よりも冷えるので結露します。その水が壁に流れないようにエアコン室内側に導いているんですね。室内の状況次第では当然ホコリやカビが発生します。
下の2枚は黒いウレタンの貼ってある壁側ドレン溝と送風カーブにご注意ください。もともと汚れが少ないので比較が難しいですが。
熱交換器が乗っている状態で壁側ドレンを洗うのには限界があります。ファンが入ったままで送風カーブの奥を洗うのは難しいです。こうして外してしまえば,ハケを直接当てて洗えます。次亜塩素酸あナトリウムを使ってばっちり除菌。
診察室のは約2時間半で2台,今回はゆったりペースで2時間で1台。しっかりきれいになったので,気持ちが晴れ晴れしました。
T様,今年もありがとうございました。
当初メールでお問い合わせを下さった伊勢崎市中町のO様。お店に設置しているシャープのエアコン1台をお願いしたいということでした。
お掃除ロボットは付いていないけど,換気機能が付いているとのこと・・・ちょっと手強いかも。
見せていただくと風向き板が3枚複雑な動きをする「いかにも・・・」という高級機。AY-P22V5-w
型式で検索すると2003年ごろの製品で,シャワーのような柔らかい風を送る設計なのだそう。
配線は多く,ドレンパンを外しにくい造りでした。換気機能は排出だけらしく,太めのドレンパイプに排水と一緒に送り出す設計です。ドレンパンは熱交換器右下がかなり干渉します。たぶんモーター防水壁に2本のビスで固定しているのは,そこを外して脱着するようにということと思います。
基盤が出てこないので原因を考えると,ACケーブルがモーターの壁側で挟まっていて全く遊びがありません。基盤部分2か所でコネクタを外します。
このコネクタの復元に失敗し,ほぼ全分解を含むやり直しになり2時間ドタバタしました。3極ある端子のどれかを確認していなかったのです。
さらに3枚のルーバーにも苦戦。1番上の羽のモーター側を破損。
ルーバー板は取り寄せることにして,動作確認して撤収したのですが,夕方Oさんから電話。電源は入るけれども冷暖房ができない。エラーコードが出ている模様。
お詫びすると,「面倒な機種を丁寧に作業していただいてのことなので,クレームとかではない」というありがたいお話でした。
シャープに修理依頼を出しました。
キレイにはなったのですが。
ちなみにこんな外観です。
O様,しばらくご不便をおかけいたします。申し訳ありません。
さて,正午のつもりが午後2時到着になってしまったT動物病院様。昨年もご注文をいただいております。動物の診察や世話をされる環境で,かなりの毛と砂塵が室内に舞うのだと思います。
2台とも水漏れしている状態でした。ドレンパンからではありません。室内機のあらゆる場所が結露して化粧板内側に水が流れるのです。
珍しい化粧板フルカバー,ドレンパンは外せるけど,ファンが左から抜けない,モーターも外せない設計のナショナル機です。
隠ぺい配管で,なぜか左抜きです。そのため室内機が浮かしやすいです。2台とも背抜きで洗浄。午後4時に始まる診察にちょっと間に合わず,奥診察室の分も組み立て稼働したのが4時20分。
先生が「手間かけてすみませんね」なんて声をかけて下さいます。看護婦さんたちの方は,いつまでたっても診察環境が整わず大変そうでした。水漏れ原因が不明なので,背側も洗いたかったんです。
スタッフの方にも動物たちにも快適に使ってもらえるよう願っております。もう一台は来週月曜日に伺います。
14日のクリーニング作業中と帰宅後に電話が鳴り,16日の仕事が決まりました。お盆中で需要がないかと思っていたのですが,緊急性などの関係もあり「お盆中でも」ということでご注文。
1台目が渋川市行幸田のN様邸。サンヨーの高級機で,現在水漏れ中。パナソニックの点検を受けて,「クリーニングが必要です」と診断されたそうです。
SAP-SX45N2 2003年製,空気清浄,イオン発生装置付きです。
分解して洗ってくれるところを探していて,当店に行きついたんだそうです。そして高専卒業生だということでした。(すみません。あらためて同窓誌を見たら,僕は昭和62年(1987年)卒でした。1年遅く表記していたので訂正しました。)
サンヨーは分かりやすい設計であることが多いのですが,今回も分かりやすかったです。面白かったのはグリル。フィルターを手入れしたいときに開ける一番手前のパネルです。書いてある通りに外すと,ルーバー(風向き板)と天井面までのフィルターが付属した状態で外れました。
初めてだとびっくりするかもしれませんが,これはいいですね。
エアコンの外観,そして右側が外したグリルです。ルーバーは左下のように本体側の歯車で駆動するようになっています。
分解できる防水壁に覆われたモーターも外しやすく,3本のビスで止まっています。ファンを納めてからモーターを復元できるので組み付けも簡単。ここを含めて,全体に霧ヶ峰のような設計です。
さて,ブログをご覧になっていたNさんは,サンヨーのファンは白いものと思われていたようで,「うちのエアコンは恐ろしく汚れている」と思ったそうです。今回外してみると,ファンは黒いプラスチックでした。
エアコン内部も思ったほど汚れてはいませんでした。たぶん,ファンや熱交換器の両端に着いたほこりが結露水を想定外の場所に落とし,それが許容量を超えて水漏れになったと思われます。
冬も暖房に使うそうですので,1年中稼働のエアコン。10年良く働きました。
だいたい2時間で終了。順調です。麦茶2本を頂戴して撤収。N様,ご利用ありがとうございました。
次は高崎に戻って末広町のマンションにお住まいのH様邸。Hさんは妊娠中,ご主人が骨折治療中とのことで,ベッドや大型テレビの移動を含めてお願いしますというご注文。
ですが購入時にサービスで付いていたエアコンで2台とも富士通というお話でしたので,3時間あれば洗えると踏んでいました。
ベッドは大きかったのですが,寄せるとちょうど脚立のスペースが空きました。テレビは60インチぐらい?想定より大きかったのですが,隣の和室に退避。
テレビの移動の場合は,HDDやDVDとの配線,電源コンセントを外せると楽です。最近はコンセントを抜いても設定は温存されるので,「外していいですよ」と言っていただけると助かります。もちろん写真やメモを使って配線は復元いたします。
今回のエアコンクリーニングで,富士通に失望しました。この機種です。
AS-E228H 富士通2008年製。
まず,ルーバーが外しにくい。これは意図があると思います。外しにくくても化粧板を外す前に2枚とも外しておく必要があると思います。2枚のうちどっちが上か分かるようにしておくと良いです。
ルーバーを復元する時,角度がそろわなかったり,ぴったり閉まらなかったりすると困りますね。今回は僕の外し方がまずかったので,この部分だけで30分かかりました。(まずここで泣きを入れます)。
さて,化粧板フルカバーが外しにくいのを克服できれば,分解洗浄に一番適したエアコンで,僕の推薦メーカーだった富士通。(ノクリアは除く)
今年買った我が家のエアコンもこの外観。化粧板には室外機へのFケーブル配線部に隠しねじ。この辺から雲行きが怪しくなります。富士通でいままでにない不親切な設計。
基盤は先に外す必要があります。基盤には,何かよくわからないブラックボックスがつないであり,別途モーター防水壁にビス止めしてあります。ドレンパンにモーターと歯車のアッセンブリがビス止めされていますので,これも外す必要があります。ビス2本を外すとバラバラと分解して焦ります。この後付けのばらばらな設計はシャープみたいです。
ドレンパイプは壁側からホースの斜め上にビス止め。斜め下なら分かりますが。だいたいビスなんていらないんです。
モーターを内蔵した防水壁からファンとドレンパンが一体で降ろせるのはいままでの富士通ですが,ビスの数が増えました。基盤部分で複雑になり,ドレンパン固定のビスも増えて,設計が退化したのを感じます。
研究会で話題になったファン固定のビスも,この型かもしれません。いままでと違い,軸が浮きやすくなっていて,この状態でドライバを回すとなめそうです。なめることを想定しているのか,トルクを増したからなのか,パナソニックみたいなマイナスで外せる溝が付いています。
2.2キロのスタンダード機にこんな手のかかる機種は許せません。
富士通のこれに類似する機種は推薦できません。(外観で判断してください)。
2台目は同じ2008年製でしたが,大好きな富士通の設計でした。「やっぱこれだねー」という感じです。型式はAS-E408H
このすぐれた設計を継承し,研ぎ澄ましてくださるよう願っております。
基盤はルーバー用,ファン用のモーターを内蔵したボックスの設計で,ドレンパンと一緒に降ろしてから外せます。ドレンパイプ固定にビスを使っていますが,斜め下なのでドライバが挿しやすいです。ファン固定ビスも簡単に緩みます。
フィルターは初めてのお掃除です。Hさんはここをお掃除するって知らなかったみたいです。どんなに汚れていても,壁側のドレンまで降ろして洗える富士通なら,ほぼ完全にリセットできます。
1台目でつまずいたのが影響して4時間。長い時間お待たせしました。
さて,楽々動いておられましたがHさんのおなかは相当大きいです。月末が予定日とのこと。赤ちゃんのお風呂デビューの前に浴室のクリーニングも考えていらっしゃるそうです。
H様,ご利用ありがとうございました。安産を願っております。