ハウスクリーニング日記

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Panasonicエアコン2台

今日の午前中は,新保町T様宅のエアコン2台。Panasonic製でした。ご注文のお電話は奥様からで,当日の連絡はご主人携帯にということで伺いました。

立ち合ってくださったのはご主人。奥様とお子さんはお出かけでしょうか。お休みの日にお付き合いくださりありがとうございます。

機種は1台目がCS-408TD2-W,2台目はCS-22KKV-W(2009年)でした。どちらもシンプル機能ですが,KKVの方は左右の風向き板もモーター駆動でした。

比較的新しいPanasonic製。エアコンクリーニングを考えて作ってあると思います。ルーバーがプラスチックに無理をかけずに外せるようになっています。電気基盤の入ったボックスは上,裏,左右側面にアルミ箔が貼ってあり,水分が一切貫通しません。これははっきりしませんが,モーターの両側のラバーがきつく作られていて,ファンの脱着が楽になりました。当店は全部外すつもりでやっているので,モーターが落ちないのが一番良かったです。

1台目は右側が壁面にくっついた設置だったので多少面倒でしたが,それでもファンを外せます。ファン留めのビスは緩めやすかったし。2台目のファンのビスはいつもの通り硬くて,思いを込めてマイナスで・・・。ダメならインパクトを取りに戻ります。

いつも思うのは,ビスが磁石にくっつきにくいのが残念です。組む時に何度も落とします。強力な磁性を持ったドライバを使えば問題ないのでしょうが。これはメーカーによって違いがあると感じていて,パナソニックはくっつきにくいビスです。

1台目の画像。ご主人は予想はしていたものの驚きの汚れ具合だったようで,キレイになったのをお見せすると「ありがとうございます」。いえいえ,仕事でさせてもらっています。

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今年は安心してお使いいただけます。

洗った後の方の熱交換器下部に黒い粒が見えます。これは汚れではありません。ドレンパンの黒いウレタンが粘着しています。ブラシかなんかで落とそうかとも考えましたが,ドレンパンを押しつければまた同じなのだと思います。

2台目は・・・キレイでした。ドレンパンが多少汚れているかなという状態。もちろん目には見えないけどカビ臭いこともあるので,熱交換器部分はピア+植物100%クリーナーを使ってしっかり洗います。

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熱交換器は写真では絶対違いが分からないので撮影なし。下の段は室外機へのFケーブル接続の様子です。

左は1台目の4キロエアコンのもの。配線の色が違っています。どうしてこうなっちゃうのかなあ。たくさんつけてると,こういうミスが出るのか。でもFケーブルは個人的に好きな1.6ミリを使っています。こちらはマンション備え付けなんだそうです。

右は2台目2.2キロのエアコン。細ーいACケーブルを通って入る電流を,規則通り2ミリのFケーブルで流しています。まっすぐに入っていてすぐ抜けて良かったです。そういえば,家庭用エアコンのプラグ。どうしてあんなにごついのでしょう。テーブルタップについている,上下に回転するプラグっていけないのかなあ。基盤を外すとき,そして戻すときプラグの大きさはかなりのストレスを感じています。これは僕だけなのか。

シンプルな作りだったので,3時間以内で2台終了。順調でした。雨だったので,窓のお掃除だったりしたら大変でした。T様ご利用ありがとうございました。

2012年5月 3日|コメント (0)トラックバック (0)

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AURO油性含浸ワックスふたたび

「ふたたび」と付けたのは,過去の投稿を調べたら同じ題だったからです。→2010年7月21日の記事

先回も使用した油性含浸ワックスNP-0129をもう一度掲載。型番は取扱店によって違いますが,ようするにNo.129です。ワックスを施主支給でお受けしています。

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沖町S様から再びのご用命を受けました。先回は剥離洗浄とワックス掛けでしたので1日仕事でした。あの日は暑かった。

今回は洗浄とワックス掛けなので,半日を目安に延長もありということでお受けしました。

見せていただくと,床は考えていたよりずっと良い状態です。動線でさえかすれた感じがありません。この床の艶はみんなに褒められるそうです。このワックスにして良かったと何度もおっしゃっていました。フレンチブルドッグのはちべえくんもいますからなおさらです。

そんなわけでSさんは「拭いてからワックスを掛けてもらえれば」とおっしゃるのですが,こちらはワックス掛けには慎重になります。「洗剤を使って洗いましょう」。「お任せします」ということになりました。

カリン無垢板を使ったフローリングで,一枚ずつ貼っていく本物です。かなり継ぎ目が開いていますが,ほとんどゴミが入っていません。「安物ではない」掃除機を使って掃除するぐらいで,特別なことはしていないそうです。

洗剤はSPCオールパーパスに銀ちゃん特製「植物100%クリーナー」を添加して使います。リモネンの幸せな香りになり,洗浄効果もアップ。

畳1枚分ぐらいずつ平野風呂ブラシで洗剤を塗り擦り,バキューム。Sさんもびっくり!じょうろで水を撒いて塗り広げ,バキューム。床材は撥水していて,先回塗ったワックスが十分効果を発揮しています。

洗浄が終わったところで,「休みますか?」と飲み物とお菓子を準備していただきました。乾燥が必要なのでちょっと休憩。「宅配便のお兄さんにも褒められるんですよ」。床のメンテナンスとかかわりのない方でも,違いが分かるほどなんですね。カリンという硬い床材であること,ローズ色の深い色合い,そして程よくマットな艶。本物は人を心地よくさせる輝きを持っています。メンテナンスも楽で。

休憩をはさんで塗り始めます。キッチン床が決まりません。かすれた感じが出ます。拭きとりが早かったのかもと思ってもう一度塗ってみますが変わりません。今後の課題になりました。次回はサンドペーパーで下地を作りたいと思います。

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他の部分は良い艶になりました。Sさんは乾燥までの7,8時間出かける準備をしておられました。はちべえくんもいるので準備に手がかかったでしょう。はちべえくんはあのときとは別の子かと思うほどおとなしくなりました。

今回の洗浄+ワックスは半日オーダーメイド1時間延長で終えました。S様,再びのご用命ありがとうございました。

2012年5月 1日|コメント (0)トラックバック (0)

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Sylphideの洗い方と換気扇交換とエアコン取り付け

今借りている家に3台エアコンが設置されていました。2台はあまりにも古いので大家さんに撤去してもらいました。配管を室外に出た部分で切ったのですが,銅管を保護する目的と思われるワイヤの巻きつけがあり,簡単に切れませんでした。昔の機械は長持ちするように作ってある気がします。

残した1台は型式AS255PDC,富士通1996年製Sylphide(シルフィード)です。このシリーズにもいくつかのバージョンがあるのですが,感じとしては基盤を外し,下の方から外していくと最後にドレンパンに乗ったファンとモーターが降りてきます。

ファンを外してメンテナンスできるように設計されている富士通エアコンの設計思想はここから始まっています。

洗って良かったです。送風口やファン,そして熱交換器も比較的きれいだったのですが,何しろ化粧板が油まみれでした。正面を拭いてあったので気がつかなかったんです。そして,壁の塗り直しの時の残骸が多数フィルター上に残っていました。京壁です。

2枚の細いルーバーと,もう一枚最下段に取り付けれれている断面形状がおむすび型のルーバーがあり,この3枚目の造りがちょっと面倒です。モーターが外しにくいし,ばね細工の復元が難しい。写真を撮っておくと良いです。

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ルーバーモーターの配線はドレンの隙間をくぐっているので外せません。モーターのみ外します。でもこうして濡らせないものをすっかり外せれば,気持ちよく洗えます。

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天気が良かったので,熱交換器を洗う間に良く天日乾燥できました。ああさっぱりした。



さて,先日のお客様のご依頼で,浴室換気扇を交換することになっていました。午前中入荷したとのことで,三星ホームサービスの三星さんに取り付け工事をお願いしました。

通常下見してから注文・発注・取り付け工事となりますが,採寸しておいたので1回で決めます。枠サイズが170ミリ,ダクトパイプ径が100ミリ,スイッチはタイマー付きですが電源は通常のAC。交換可能な機種が複数ヒットします。その中で今回選んだのは,

VD-10Z9

もっと安いのがあるのですが,金属製で低騒音,省エネタイプということで人気のこの機種に決定。

浴室はいい場所に点検口がありました。ちょうど配線の通り道に入れます。古い方を外してみると,Fケーブル配線ではなく,換気扇内部から出た3本のより線がつながっていました。壁スイッチからはFケーブルが出ているのですが,手の届かない場所で換気扇からのより線と接続されているわけです。

今度の三菱換気扇は,Fケーブルを差し込む設計です。

僕がやったらここで立ち往生でした。そこはさすがベテラン。三星さんはFケーブルを15センチほど切ってきて,圧着端子で接続します。アースラインにはリングを圧着。これでしっかり配線できる状況になりました。

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新しい換気扇本体を差し込み,ダクトをアルミテープで接続。末端をFケーブルに加工した配線を天井側から入れ,端子にグイッと差し込めば出来上がりです。アースもねじで留めて万全。

今までの換気扇に比べて頑丈そうでしょう? 浴室換気は重要ですので,ちょっと高くても良い作りのものを選んだほうがお得だと思います。

だいたい1時間で交換工事終了。



三星さんには,我が家のエアコン取り付け工事もお願いしていました。またまた富士通AS-A28W。断熱材が入っていない木造南向き8畳で使うので,余裕のある能力を選びました。午前中洗ったシルフィードの隣の部屋に取り付けます。

今度こそ,僕の目指す取り付け方法です。

室内は京壁ですので,金属据え付け板の前に9ミリ厚の合板を貼ってもらいます。今回は右下貫通ですので,合板は据え付け板に合わせて右下角を回し引きでキレイにカット。

これで,壁を濡らさずにガンガン洗える状態になったと思います。側面からみると,エアコン室内機はちょっと浮いていますが気にならない程度だと思います。富士通の場合,化粧板がフルカバーなので,この程度の余裕は外すときに有効です。壁を傷つけずにすみます。

というわけで左右からの撮影。

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母屋に取り付けた2.2キロのエアコンには,リモコンホルダーが付いてきたのですが,28Wにはありません。なぜだろう。

ともあれ2.8キロでも平均500Wで使えるのはありがたいです。このエアコンと隣の部屋のシルフィードを2台回せば,16坪程度の離れは全部冷やせるかも。

2012年4月26日|コメント (0)トラックバック (0)

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4年半後のリピートオーダー

メールでご注文がありました。比較的ご近所の本郷町A様。半日オーダーメイドで浴室と時間があれば洗面台のシンク部分をとのこと。

お名前を覚えていたので過去の記録を調べると,2007年10月にやはり半日OMで浴室とレンジフードのご注文でした。そのころ当店は常識破りの8時!から12時という設定でした。それでも浴室の水あかがひどくて,レンジフードは表面だけしかできなかった覚えがあります。

4年ぶりのご注文。先回のこともあるので,再び当店にご指名をありがたく感じております。今回のご注文は浴室に時間がかかることを十分ご理解の上,内容を選んでくださったのが分かります。

見せていただくと,そうそう,こういう真っ白のカランで,エプロン方式なのに前面が外れない浴槽だったなーと思いだします。浴室・脱衣所のものはすべて袋に入れて別室に退避させてありました。準備をありがとうございます。

いきなり2人で浴室に入れないので,弟は洗面台から入ります。僕の方はドアや外したパーツ,カランなどに洗剤を塗っておきます。

床は表面的には石鹸カス,入り口付近はフィルム状にスケールができています。この感じはバース君にお願いします。バース君で2段攻撃です。

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左は手前まで石鹸カスを落とした状態,右はその下の水あかやスケールを落とした状態。水の乗り方が違います。

下はAさんに大変喜ばれた洗面台。「全然違う!」と感激の声でこちらもうれしくなります。ホーローの洗面台は陶器よりデリケートですね。

ドアはブロンズサッシでした。下部は何とかなりましたが,枠の白いのが取りきれませんでした。あと何回か洗剤で処理すれば消えるかなあ。

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鏡もかなり白いのですが,裏側の腐食がないのでよみがえります。先回ダイヤパッドでしたので,ダイヤで磨きます。サンダーが通ると白い液が垂れるほどです。4回ぐらいやり直して何とか収まりました。

換気扇は壊れているとのことでした。外してみようと思ったのですが,プラスチックピンではめているので,見合わせました。後日交換工事を手配することになりました。

窓があり開いているのですが,浴室の内開き窓タイプでそれほど換気量がありません。全体のカビの量から作った漂白剤を塗っている途中で苦しくなってきました。天井に塗り込む必要があり,塗布に時間がかるのです。換気が悪い・時間がかかるは漂白剤を扱うときには都合が悪いですね。本格的な防毒マスクが必要かも。

ですが研磨剤でも落ちなかった浴槽ヘリの黒い汚れも,漂白が終わったら跡方もなくなっていました。壁面もキレイになりました。

何とか半日オーダーメイド完了!Aさんにもご満足いただき撤収。再びのご用命ありがとうございました。

2012年4月21日|コメント (0)トラックバック (0)

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エアコン3台

東貝沢町のA株式会社からエアコンクリーニングのご依頼をいただきました。3台とのことです。一般的な壁掛け型ですか?とお聞きすると,量販店で一番安いのを付けてもらっているとのことです。平日の営業時間中に作業してもらって構わないとのこと。

お電話をいただいたのが月曜日の夕方で,当店の営業時間中でしたが,私どもは花見会ということですでに飲食店に入っていました。住所や電話番号はきちんと聞き取れましたが,会社名は全然違ってメモされていました。後で住所検索して正式な会社名に修正しました。電話の聞きとりは苦手な方です。

今朝伺ってみると,壁紙や床が新しくて気持ちの良い事務所でした。リフォームされたんだそうです。衝立がなく,全体が見渡せて,余分な書類などが一切ない整理整頓されたたたずまい。

さて,お聞きしていた通りエアコンはスタンダードタイプ。1台目が三菱霧ヶ峰2005年製,後の2台が東芝製。場所的に三菱から始めます。

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製造年からすると7年使っていらっしゃるわけですが,フィルター管理が良いのか汚れた感じがしません。送風カーブも拭いた跡があります。

これだけ管理されているエアコンだと,ファンを抜けばほぼ完ぺきなクリーニングになります。霧ヶ峰はいいです。分解することを考えて設計されています。一つ注文があるとしたら,ルーバーのモーターはやはり基盤側にお願いしますということです。ばらばらの細い配線をテープ張りでドレンパン左側へ。不経済です。それから(^^ゞ,Fケーブルの外し方が難しいです。各社共通の方式にしてください。


2台目の東芝。右下側に液晶テレビが壁掛けされています。エアコン直下は流し台で,足元はガス台の位置になっています。ガス台ステンレスには大きな凹みがあり,僕が足をかければ陥没間違いなし。

液晶テレビは綿シーツを掛け,さらにマスカで養生。弟がちょうどガス台のサイズの木製パレットを現場で発見。使ってもいいということになり置いて使います。

こちらも汚れは軽微で,主にファン奥の汚れが気になる程度。

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2台目くらいになると,事務所の方から声がかかるようになります。「そんなに分解するんかい?」。「そうですね・・・・。東芝の場合はドレンパンが外れません,東芝・ダイキン以外はこちらの三菱みたいにドレンパンが外れます・・・」なんて話しながら作業します。

ひどく汚れた東芝・ダイキンの場合,「壁掛けオーバーホール(室内機を外さないけれども熱交換器以外のパーツを外すクリーニング方法)」でなければ改善が難しいと思えるのですが,これだけ管理が良いとファンを外せばほとんどOK城北です。


お昼休憩をいただいたので,近くを散策。面白い賃貸物件を見ました。あの和風建物はアパートなんだと思ったらなんと市営住宅。京都の長屋みたいというのは大げさか。それ以外にも長屋と銘打ったデザイン賃貸物件も見ました。人に対して住居が多すぎるそうですが,せっかく住むのなら,ちょっとこだわりがある家の方が人気が出るでしょう。

午後にもう一台の東芝製。

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こちらは2台目と比較するとファン奥に比べて熱交換器の方が汚れている気がしました。お客様はリンス後も水を持ってきたのを見て「まだ洗うの?」。そうです。洗剤を打ち,リンスして,すすぎます。女性が髪を洗うイメージです。僕が髪を洗うときはリンスを使っていませんが何か?

お客様が話しておられました。ほぼ1年中回している感じだから,エコだとかあまり気にしない。壊れたら替えるつもりなので,チラシで冷暖房ができる一番安いエアコンをつけてもらう。

そうですね。このごろは新しいものほど省エネです。そしてメンテナンスのことを考えると一番安いエアコンがオススメです。もしそれが富士通なら最高です。

A株式会社様,営業中の作業をお許しくださり,ありがとうございました。

2012年4月19日|コメント (0)トラックバック (0)

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